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内容説明
ギリギリのところで生徒会総選挙の第一次投票を突破した北斗と愛梨。だが、彼らの前に立ちはだかったのはもう一人の生徒会副会長、白玉ルナだった。「るっちゃん、可愛い!」「あ、やめ、かいちょー、そんなに抱きついちゃ、は、ん、やぁ」千夏の片腕であり常にキグルミを着ているルナは、ゲスデレと呼ばれるほどえげつない性格をしていて…。「今年の体育祭―白組の総大将はあたしがやる。だから、あっちゃんは紅組の総大将になってよ?」ルナの策略により、千夏と愛梨が体育祭で激突することに!?しかも体育祭を制した立候補者は選挙で必ず当選するというジンクスがあって―。あさのハジメ×ゆーげんが放つ劇場型青春ラブコメディ、第二弾!
著者等紹介
あさのハジメ[アサノハジメ]
第5回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
37
第一次投票を何とか突破した北斗と愛梨の前に会長の千夏が現れ、今度は体育祭での勝負を持ちかけ、さらには自身の北斗への想いと、秘密にしていたはずの北斗との第二次投票での勝負まで明らかにしてしまう第二弾。動揺しながらもお互いを信じ、相手への想いが徐々に変わることを実感しつつある二人の描写が良かったですね。しかしようやく乗り越えた体育祭・第二次投票ですら次への布石でしかなかった千夏の次の手がこれまたえげつない...生徒会長選の行方にも大きな影響が出そうですが、二人の恋の行方もまた気になりますね。次巻も楽しみです。2014/11/23
いーたん
32
なるほどなるほど。そうなるんですね。ニヤニヤとワクワクとドキドキが止まらないっ!コレ、すげえ好きだ。そして愛梨も好きだ。もう大好きだ。さて、今回は体育祭と第二次投票。体育祭の活躍がそのまま二次投票に影響を及ぼす、重要な戦い。しかも体育祭では北斗を賭けてのゲーム。白熱しました。結果的には愛梨が勝利したし、北斗と愛梨はお互い自分の本当の気持ちに気付いたし、良い事だらけかと思えば、千夏はまだまだ余裕だし、冬華は千夏に踊らされて不穏な雲行き。逆にこの先千夏に双子が発覚した時にどう追い詰められるかも楽しみです。2014/12/01
スズ
27
生徒会選挙の一次投票を突破した愛梨は、北斗との偽恋人の関係を続けながら、体育祭終了後に行われる二次投票の突破を目指して、選挙活動を行っていた。そこに現生徒会長の千夏が、体育祭で二人が白組と紅組の総大将を務め、勝者が北斗の恋人になるというゲームを提案する。今回は、生徒達からの人気を得るために体育祭で奮闘する愛梨達が、圧倒的な人気を誇る千夏に必死に喰らい付いていたが、常に余裕で楽しそうに愛梨達の心をへし折りにくる千夏が恐ろしい。千夏が愛梨を破滅させ、北斗を手に入れるための策を着実に進めているので、次巻が心配。2016/10/02
晦夢
26
すげえ好き。第一次投票を突破した愛梨と北斗。第二次投票は体育祭の最後に行われることになっており、体育祭では紅組の総大将を愛梨、白組を千夏がやることになる。千夏が積極的に北斗たちに絡んできて場が乱れてすげえ面白い。千夏と愛梨の北斗の取り合いが表面化するが、北斗と千夏の関係は言えず。それがまた面白い。にしてもすっげえ熱い。なんて青春してんだ、努力してんだ、眩しいよ。千夏ええな好きだわ。優しさは時としてものすごく残酷なんだということがよく分かるな。最後、冬華も動いて不穏。次巻も非常に楽しみ。2014/11/30
クロウ
22
また最後に爆弾が投下されたような気もするが……良かった!この物語の本質は「煽りまくること」だと思っているけど、そこからくる異様なテンションの高さが最高に好きだわ。1巻に比べて、学園内のギスギスした印象が払拭されて、余計なしがらみがなくなった分純粋な熱さが際立っていて素晴らしい。勢い、情熱。うん、青春してるな!このラブコメ、熱い。魔法少女コスは白玉ちゃんの策略かと思ったけど違ったかw 選挙期間的にあと2〜3巻くらいで完結かな。続きが楽しみ!2014/12/20
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