ＭＦ文庫Ｊ 星刻の竜騎士（ドラグナー）〈１７〉

瑞智 士記【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 260p／高さ 15cm
• 商品コード 9784040671673
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

アンネゲルトに囚われたルクレツィアを救出してから二ヶ月後。騎竜学院は夏休みを迎えていた。魔導結社は相変わらず沈黙を保っている。そんな折、母からの手紙を受け取ったアッシュは、故郷のアルバ村に帰ることを決意。アッシュの母親に会えることを期待してか、多くの仲間たちも同行することに。母・アリーシャとの五年ぶりの再会を喜ぶアッシュ。だが実家には、長らく行方をくらましていた父・アルバーンが待ち受けていた。そして、父は衝撃的な事実をアッシュに告げ―！？美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー！今明らかになる、古の血が呼ぶ、宿命の螺旋。

著者等紹介

瑞智士記［ミズチシキ］
富士見ヤングミステリー大賞出身作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[METHIE]

ライトノベルの表紙で妹つきとはいえ母親が飾るのは珍しいな。 ラスボスだと思われる父親の動機が明らかになるが、まさか読者も忘れているであろう聖杯の伏線を消化。 こうしてみると親父さんは父や兄を亡くしているのに、アッシュはハーレムの上に出世してリンダは国王の見染められるという強運の持ち主ですね。 そしていよいよラスト三冊宣言。

2014/11/26

[藤崎]

今回は里帰りにて家族とのお話。そしてこの手の母親が外見若すぎるのはお約束ですが、口絵から躊躇なく娘まで巻き込んで触手さんと共演してて流石に吹いた。そして父親については・・・うん、ごめん、知ってた。みたいな場面もありつつ、色々情報開示されて、立ち位置をまとめる回。そしてそろそろエーコルートも固まってきましたねと言うべきかここまで来ておいて届かないのは世界がハーレムを選択した結果なのかと言うべきか。後エロゲ発想王女がエロゲみたいな目に会っててまさに因果応報。そんな感じで第三部完結。次回からの最終局面に期待です

2015/11/08

[みどり]

いよいよ3部が終わり、ラストに向かって走り出しました。しかし父と子の運命の皮肉は残酷ですね。なるべくなら穏便なラストが良いな。エーコとアッシュが結ばれるラストが良い。希望的な感想ですが、たぶんその辺のハーレム展開はうやむやになりそうな予感。

2014/11/30

[ご主人様見習い]

今回も面白かった。 主人公の家族が初登場と謎が判明したし。 あとがきによると次が最終章か。あと、３巻でこのシリーズも終わるかもしれないのは 残念。

2015/05/03

[藤和田]

第三部完。ブレイク一家が勢ぞろい。三部終了にふさわしく、様々な伏線が回収されましたな。ラストまであと三冊らしいけど最後まで読み続けたいと思います。

2014/12/26