メディアファクトリーのコミックエッセイ<br> 中学なんていらない。―不登校の娘が高校に合格するまで

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メディアファクトリーのコミックエッセイ
中学なんていらない。―不登校の娘が高校に合格するまで

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784040671536
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

中学2年でいじめに遭い不登校になった娘。学校の手を一切借りずに、家族で奮闘した日々をつづる実録コミックエッセイ!!

目次

第1章 中学2年の夏―学校に行けない。(そもそも;本格化)
第2章 中学2年の秋~冬―不登校をなんとかしたい。(行くの?行かないの?;色々やってはみた)
第3章 中学3年の夏―高校に行きたい。(8月 一歩ふみ出す;8月中旬 塾を探す)
第4章 中学3年の秋―中学なんていらない。(9月 内申がない!;10月~11月 志望校を決めよう!;11月 中学なんていらない。)
第5章 中学3年の冬―合格発表とそれから(12月~2月 いよいよ受験;3月 合格発表の日)

著者等紹介

青木光恵[アオキミツエ]
1969年2月生まれ。兵庫県尼崎市出身。1988年頃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

51
あれだけ自意識とコンプレックスと体力と余力が有り余っていて、コミュニケーション能力と諦める力と論理性が欠如している思春期が、三十数名あの小さな密室の中に押し込められている中学生期ですよ。苛めなんて多分、起きて当然と思わなくちゃいけないんだろうな、と思いつつ。だから必要なのは、それと自分がどう付き合っていくのか。世界は優しいだけじゃないけれど、敵だらけな訳じゃない。どうか、自分から心を閉じてしまう事だけはしないで。あなたに少し優しい世界も、あるはずだから。明日劇的に変わるかもしれない世界を、どうか諦めないで2015/04/22

ひめありす@灯れ松明の火

48
上野水香ちゃんとお友達になりたい!ローザンヌに出るの!と無邪気に宣言し、お母さんと一緒に洋服にはしゃいでいたチュンちゃんがこんなに大きくなって、色々辛い事があったね、大変だったね。でも、頑張ってるんだね。って、頭を撫でてあげたい。私はこのお話しの、色々な立場をちょっとずつ体験しているから、全部が苦しい。教育とは教えることと育てること。どっちも出来なくちゃ教育にはならない。だけど、傾いている。いじめはある程度有る事を前提に、考えなくちゃいけないのに。どうして気づいても何も言えないのだろう。大人に、なったのに2015/04/12

たまきら

34
友人の息子が不登校になった当初学校との交渉に介入したんですが、夫が担任と部活顧問の無知さ・思い込み(決めつけ)にあきれていました。同時に副校長先生の対応に感心していましたが、結局はつらい思いをしている子は不登校のまま学力も体力も下がり、家でゲーム漬け。家族がみんな不満を抱えるという負のスパイラル。なんか理不尽だけど解答が見つからない…その辛さを共体験するのでしんどいですが、中学不登校に悩む人たちには一つの指針になるのではないでしょうか。孤立しないための支援はないのかなあ…。2022/02/13

みーなんきー

31
娘が中学生二年生の時、男子にいじめられ学校へ行かなくなった。家でも何もせず、布団の中で過ごすだけ。せっかくの青春を無駄にして欲しくない、と母は腹を据える。学校には行かなくて良い、好きなことをしなさい、と。この辺りから事態は好転し、外部の塾に通い、高校受験を目指す。一人っ子のこの子は親が真剣に自分に向き合ってくれたこと、や、新風をもたらしてくれた塾の先生に感謝していることだろう。これは、不登校児の成功例だと思う。2017/06/21

さなごん

30
さらっと読める。でも内容は重たい。学校の対応がおかしすぎる2014/12/06

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