内容説明
獣族の誘拐事件を解決したルーデウスは、暴力お嬢様のエリス、歴戦の勇者ルイジェルド、そして新たな仲間のギースと共にミリス神聖国の首都ミリシオンに到達する。城下町で束の間の休息を取ろうとした矢先、ルーデウスはまたもや誘拐事件に遭遇する!!『デッドエンド』の掟に基づき攫われた少年を救い出すため、誘拐犯のアジトに潜入するが、不測の事態によって戦闘を余儀なくされる。敵の団長と戦う最中、その人物の口から漏れた言葉は「ルディ」という自らの懐かしい愛称だった…!?憧れの人生やり直し型転生ファンタジー、息もつかせぬ第五弾がここに登場!
著者等紹介
理不尽な孫の手[リフジンナマゴノテ]
「小説家になろう」の掲載作品に感化され、『無職転生~異世界行ったら本気だす~』のWEB連載を開始。掲載から1年足らずで、同サイトの総合ランキング1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
47
父親との再会。偶然見かけた誘拐犯を成敗しようとするが、正体を知られるとメンドクサイ。それで思い付いたのが、、、パンティーを顔に覆って変態仮面になり暴れていたが、その誘拐犯のお頭が父親だった。。再会を喜ぶと思ったら、父親に八つ当たりされて喧嘩になるが、話をして和解するも違和感が拭えない。でも、そこで第三者からお互い顔を見て話をしてないと指摘されてからは違和感は氷解する。でも、、妹には嫌われてしまう。お嬢様を故郷に送るため旅を続けるが、人探しも並行して行うが、、そこに叔母が登場って処で本編は終わり。2020/07/17
ナオフミ
33
これは主人公だけの話ではない、親や友人の苦悩あっての無職転生なのだ。人の気持ちなんて人には分からない、主人公がほんの少し経験したことのある人生がたまたま役に立っただけで、最悪な展開は全然あり得た。しかし、主人公いがいの登場人物も成長しその姿をいつしか楽しみで仕方がなくなってしまった自分はもうこの作品の虜だろう。2024/07/31
白雪ちょこ
33
せっかくお父さんのパウロと再会できたのに、すぐに喧嘩になりギクシャクしてしまうという展開が中心だった。 妹ちゃんとも、気持ちの悪い感じになってしまい、家族としてもちろんぶつかり合うことはあるものの、こういった悲しいフラグが立つと読者の方をも暗い気分に陥ってしまう。 仲直りしてほしい。
タルシル📖ヨムノスキー
30
第5巻の読みどころはなんといってもルーデウスと父親のパウロが再会するところ。もちろんいわゆる感動の再会とはいかず、お互いすれ違った気持ちをぶつけ合い、殴り合い、散々に傷つけあった挙句の和解という感じ。右も左もわからない場所でエリスを守りながら必死で生きてきたルーデウス。一方同胞や家族の捜索のみを考えてきたパウロ。この歳になるとどっちの気持ちもよくわかる。物語の中で語られるある人物の「自分の子供に期待しすぎなんじゃねーの?」という言葉がとても身に染みる。確かに自分もそうだった。自分の事は棚に上げてね。2024/09/06
まりも
25
シリーズ第五弾。父パウロと再会するも、気持ちがすれ違ってしまい親子喧嘩をすることになる話。今回は良かったです。ようやく再会した父と喧嘩をするっていうのはよくある展開ですが、主人公が前世で家族関係を失敗したことを悔いているという設定を活かせていたので中々面白かったです。まぁ、父親がナチュラルにクズすぎるのはどうかと思いますが(苦笑)ルーデウスが大人の対応をしたせいで、パウロのダメ加減がより強調されてましたね。エリスの成長もよく分かったし、今後の展開も期待してます。次巻も楽しみ。2015/11/05