内容説明
11歳のルーカスは、父が以前はたらいていた、ニューヨークの消防署へやってくる。ところが、いきなり、ワールド・トレード・センター・ビルの北タワーに飛行機がげきとつした!あたりは大混乱におちいり―。おそろしい状況から生還した少年の物語!
目次
二〇〇一年九月十一日午前八時四十六分ニューヨーク州マンハッタン
約二週間前―二〇〇一年八月二十九日午前十時ニューヨーク州ポート・ジャクソン
脳しんとう
二〇〇一年九月十日月曜日診断
二〇〇一年九月十一日火曜日午前八時十五分マンハッタン
午前八時四十六分一〇‐六〇
消防士の仕事
午前九時二本のけむり
父さん!
午前九時五十分この世の終わり
脱出
二〇〇一年十一月四日日曜日午後二時十五分よく晴れた日のグラウンド
著者等紹介
ターシス,ローレン[ターシス,ローレン] [Tarshis,Lauren]
米国ニューメキシコ州生まれ、コネチカット州在住の児童書作家・編集者。『Emma‐Jean Lazarus Fell Out of a Tree』(邦題『エマ・ジーン・ラザルス、木から落ちる』主婦の友社)でデビュー
河井直子[カワイナオコ]
大阪府生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
17
このシリーズ1作目(人食いザメ事件)を書店で見つけて、息子が読みたがったので図書館予約。ついでに2作目も予約しておいたら、先にこっちが届いた。9.11事件を扱った児童書は初めて見た。とても大きな事件なので、子供たちも知るべき事件だろう。が、どうやら実話ではなく、それが残念。それに真面目に考えるべき内容なのに、絵があまりに漫画っぽいのもどうなのかなぁ~。2015/01/27
読生
2
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40406694362021/11/17
ピンクのヤドン@どわすれ
2
☆3 実話を読みたかった。2021/11/03
Ayano
2
児童書で読むのは初めての題材だった。たくさんの子どもたちが9・11に興味を持っていることがわかった。忘れては行けないことだと思う。2014/10/12
fumi
1
長男が読んでいた本を読んでみた。小学三年になると、このような事件を知りたくなるのだなと思う。17年前、ニュースで見たときの衝撃は今でもすぐに思い出す。あまりに低く飛んでいる飛行機を見ていた人達の描写、ビルが崩落したときに逃げていた人達の描写、救助活動をしていた人達の描写が子ども達に伝わりやすいと思った。2018/09/10