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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タカラ~ム
18
無職生活も半年が過ぎた。前巻ではちょっと焦りも見えていた風な無職さんだけど、今回はそういう焦りの部分は表に出てない。それは、娘さんの存在とか女子会仲間の存在があったからかも。娘を見守る無職さんの優しい顔が微笑ましいし切ない。前から気になってた「チャッ」のポーズって、そういうことだったのかぁ~2014/10/12
ササミ
14
無職生活半年経過。離れて暮らす娘とのつかの間のひととき。帰ってしまった後に娘の気配を感じる描写が良かった。人が帰った後って、オーラや臭いや気配が残っていたりする。そして一人を感じ妙に寂しくなってしまうのだ・・。そろそろ就活も視野に入れ、次のステップに突入するのかな?2014/10/12
aoneko
14
淡々と、何もないようで色々あるってわかる日常。2014/10/04
星野流人
12
一年限りの無職生活も半分が過ぎ、そろそろ仕事のこととか社会復帰を視野に入れて動き始めなければいけなくなってきた感じの、折り返し第五巻。収録エピソードのおよそ半分を、無職さん宅にお泊りに来た娘との交流に費やしている。花びらのくだり、お母さんに怒られる!という心理は微笑ましいものの、お母さん視点からするとちょっと寂しいものがありますのう。一緒にプリピュア観て踊って……なんてうまくいってるように見えるけど、これも別居してるからこその束の間の平穏ゆえなのかな、と考えると切ない……。 7/10点2014/11/25
波多野七月
12
ふんわりと鍋からただよう、湯気の匂い。干したふとんの、やわらかさ。何気ない日々をつづった日常マンガ、『34歳無職さん』もついに5巻。久しぶりに会う娘さんとのエピソードに、ほっこりしながらも。「ママ…、ちゃんといる?」からのくだりには泣きました。「その55:一人静かな部屋で」は、漫画界屈指の回だと思います。台詞や、モノローグもないのに。そこにある情景描写だけで、こんなにも胸がつまるのは流石というしかありません。いつかは終わる、この日々の最後の瞬間を迎えるのが。今から、少しだけさびしく思います。2014/09/26