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内容説明
第75回「ハンガー・ゲーム」で闘技場から反乱軍に救い出されたカットニスは、全滅したと思われていた第十三地区に迎えられる。だが、ピータはキャピトルに捕らえられてしまった。各地区が反乱ののろしを上げるきっかけをつくったカットニスは、「反乱の象徴=マネシカケス」となることを求められる。独裁国家パネムは、大きく変わろうとしていた―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白のヒメ
42
反乱軍と政府軍との本格的な戦いが始まった。どちらが悪でどちらが正義なのか、読む側の自分も主人公と同じようにまだ本当には見分けがついていない。作家のうまい心理誘導だなと思う。読み手も主人公も感じている胸の閉塞感は最後には取り払われるのか。ギョッとするシーンで終わった上巻を閉じて下巻へ。2016/02/23
にゃこ
11
息苦しい… カットニスが、何を望んでるの? 彼女の心情の変化についていけない。2015/12/01
ぽっぽママ
7
文明が進むと管理社会になるのが必然なのか。古代ローマのような飽食で堕落した様子のキャピトル、食料不足、物資不足ですべて配給制の第13地区、反対のように見えて上がすべてを管理し支配するのは同じ。カットニスはどういう社会を求めているのか最終巻が楽しみです。2015/11/09
とももん
4
もはやすっかりハンガーゲームではないのね。ハンガーゲームがみたかったんだけど、、仕方ない。3巻まできた以上、全部読んでしまわないと。2016/12/05
鈴木
4
13地区が実在していて、カットニスが反乱軍に参加する展開は燃えるはずだった。しかし思ってたのと違う。カットニスの内面を長々と描いていて飽きてきた。でもあと一冊だし読む。2016/10/03