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内容説明
ゲームで全てが決まる世界“ディスボード”―を創った唯一神テトは、エルキアの路地裏で、ひっそりと…空腹で行き倒れていた。いづなの施しで生き存えたテトが語るは、「六千年以上前の物語」―天を割り地を裂いた『大戦』を“ゲーム”と断じ、世界に挑んだ男とその傍らに寄り添った少女。「―なぁ、またゲームしようぜ…今度こそ、勝ってみせるから、さ…」記憶にも記録にも遺らない、それでも“僕”だけは忘れない物語―“最も新しき神話”へと至る“最初の神話”―大人気異世界ファンタジー、第6弾!!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sskitto0504
82
今回は番外編だったのですね。でも良かったです。面白かったです。 シュヴィのラストは…このシリーズで涙腺が緩むとは思わなかった… リク&シュヴィでできなかったことを空白でがんばってほしいです。 次は1位とですか。どんな濃いキャラが出てくるかなぁ…2014/09/18
Yobata
81
いずなが町で見つけたものは行き倒れていた唯一神テトだった。テトから語られる唯一神争奪の大戦争時、逃げ残りながら生き延びていた人間を率いていたリク,そして彼に“心”とは何かを問う機凱種のシュヴィが挑んだ“ゲーム”とは?ディスポートが生まれる始まりの物語。今巻は過去編。まだゲームのルールによって殺傷が禁じられていない世界なので、出鼻から血生臭い。最弱種である人間がどのように大戦を生き延びてきたかが描かれるが確かにこのような非情な判断を下せる者がリーダーとして率いるべきなんだろうけど心は壊れるわ…。→2014/04/23
シータ
80
今回は大戦時代の話でしたが凄い面白かったです。本編よりシリアスの比重があり最後は泣けました。それにしてもジブリールてめええええええええ!だいたいコイツのせいじゃねーかよw いづなたんが読者の思い代弁してくれたなw 今回の話でより本編のキャラ達に思い入れが湧いてきますね。2017/03/20
よっち
80
唯一神テトがいづなに語った、六千年前の大戦時の伝説にならなかったお話。あまりにも無力で絶望の状況を生きる人類を率いていたリクが、心とは何かを問う機凱種シュヴィに出会って、大戦を収束させるべく暗躍していくわけなんですが、試行錯誤を続ける二人が、徐々に心を通わせていくのが本当に良かったです。自分はゲームの駆け引きそのものより、こういう話の方が好みですからね(苦笑)まあ結果から言えばだいたいジブリールが悪いなんですけど、それはそれで今に繋がっているわけで、それを踏まえて今後どうなっていくかというところですね。2014/04/24
まりも
75
今回は唯一神の語る過去回という事でそんなに期待してなかったけど完全にやられました。弱者としての戦いを見せ、しっかりと現在への布石に繋げれ来ましたね。展開も非常に熱く、リクから貰ったシュヴィの"心"が機凱種に受け継がれるシーンとか普通に感動して泣いてしまいました。リクとシュヴィのやり取りで癒されてただけにジブリールがすごく嫌いになりそうです苦笑2014/04/26
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