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内容説明
「さいたま市」をひらがな表記にせざるを得なかった意外な理由、日高屋、しまむら、山田うどん…あの有名なチェーンも埼玉発祥、浦和レッズの私設ファンクラブの多さは世界一!どこからともなく現れては薀蓄を語り倒す男、雲竹雄三の「うんちくシリーズ」ご当地編の第1弾はあの埼玉が舞台。埼玉史、B級グルメ、ゆるキャラ、偉人、浦和レッズ…役に立つかはともかく、埼玉がもっと好きになる埼玉薀蓄集大成!
目次
有名チェーン店
B級グルメ・郷土食
埼玉が誇る「日本一」
鉄道
スポーツ
ゆるキャラ・ご当地ヒーロー
川越―風情あふれる“小江戸”
神社・仏閣
大宮VS浦和
名物・名産
行田―「埼玉」発祥の地
秩父夜祭
埼玉が生んだ偉人たち
埼玉史
道路・交通
著者等紹介
比古地朔弥[ヒコチサクヤ]
1966年生まれ。日本大学芸術学部卒業。リクルートの「じゃらん」事業部で観光情報誌の仕事に携わったのち、「月刊ビンゴ」で漫画家デビュー。漫画家として活躍するほか、秩父についての情報を発信する「ちっち倶楽部」を主宰
谷村昌平[タニムラショウヘイ]
1979年生まれ。北多摩出身(ほぼ埼玉都民)。大学卒業後、新聞社や出版社勤務を経てノンフィクションライター・編集者・出版プロデューサーに。民俗学を土台に地域・風土・大衆文化などに関する執筆活動を続けながら、日本の民俗学調査をライフワークとし全国を歩きまくる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
63
★☆ その名の通り、埼玉県に関する薀蓄を、これでもか!と言うくらい詰め込んだ作品。何故に埼玉?と思わないでもないが、県シリーズの皮切りが、たまたま埼玉だったのかも知れない。15話からなる漫画と、間に挿入されたコラムで構成されている。漫画では、主人公がマシンガンのように埼玉県に関する薀蓄を連発。フキダシの文章量が多くて、漫画を見るというより文を読んでいる感じすらするが、ある意味無味乾燥な情報を、無理なく読ませる形式として、この作品は成功しているかも。巻末に、埼玉に関する年表付き。2014/01/14
aquamarine
29
書店に平積み(県民です)になっていたので読んでみたのですが、これは漫画なのに本当に詳しくてびっくりしました。私は埼玉都民の妻として引っ越してきたので出身が埼玉ではなく、県の歴史や地理的な部分は全く知らなくてとても勉強になりました。中途半端に知っていたことを詳しく知る機会にもなりました。浦和と大宮の確執が大きいのは歴史を考えると仕方ないのかななんてことも思ったりしました。一番びっくりしたのがさいたま市がひらがなになった理由です。埼玉(さきたま)は確かに歴史を考えると行田のものかもしれません。2014/05/26
雲をみるひと
20
マンガで埼玉県の蘊蓄集を紹介した本。読ませようという努力は感じるし、実際読みやすいが、テーマが現在の埼玉の見どころに寄っているためか内容がかなり地味な気がする。埼玉県のエリアはもともと武蔵国の中でもモノなりがよい地域だったようだし、歴史を掘ればまだまだ興味深いトピックは出てきそうな気はするので続編を考えて欲しい。2024/07/22
チェ・ブンブン
20
まさか、合併プロジェクトで誕生した「さいたま市」は「大埼玉市」になる危険性があったとは?そして、年300回以上祭りが行われているとは!今回も雲竹が語る語る熱く語るのであったw2014/01/03
surapong
9
実に面白い本でした!漫画で読みやすい! 私自身は人生のほぼ半分が海外在住となり、今年は年内に一度も一時帰国できずに終わりそうです。 ですが私も日本は埼玉出身、まさに子供時代はダサイタマと言われて恥ずかしく過ごした世代。 確かに子供心に国道沿いはチェーン店が多かった。子供の頃にサイクリングでよく行った吉見百穴も懐かしい。 川越に行って芋せんべいも久々に食べたい。十万石饅頭なんてもう何十年食べてないだろう。2018/11/25