内容説明
家の数だけ出会う物語。都心、郊外、一軒家、マンション…それぞれのスタイルで、家と暮らしに向き合う10組の家族。そのストーリーの中に見つかる、「自分らしい家」のヒント。
目次
1 わたしの家
2 曽我部さんの家
3 川名さんと黒田さんの家
4 本間さんの家
5 渡辺さんの二つの家
6 言くんとハガネちゃんの家
7 柿島さんの家
8 石川さんの家
9 野口さんと小野さんの家
10 大森さんと砂原さんの家
著者等紹介
小川奈緒[オガワナオ]
1972年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、出版社を経てフリーの編集者に。女性誌やブランドカタログ、書籍の編集と執筆を多く手がける。2010年に夫・小池高弘との共著『Table Talk』を出版し、同名のウェブサイトでもエッセイ、イラスト、写真での表現を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばう
47
★★★図書館本だけれど、これは手元に置いて時々眺めたい本。一戸建てあり、マンションあり。新築あり、中古あり。でもどの家もみんな自分の暮らす家とそこでの生活をとても丁寧に生きている。見習わなくっちゃ。家、もっと大切に住んであげなくちゃと思いました。好きな家は作者の家と川名さん黒田さん夫妻の家。やっぱり庭に樹木が沢山ある木の家が好きです(*^_^*)2015/06/03
野のこ
27
小川さんのお家は私の理想かも。柔らかい白い壁と木の壁に家具、オシャレなインテリアにお花を飾って。庭でブランチも出来ちゃったり…とうっとりしました。また山荘のような緑溢れる外観に自然をいっぱい取り入れたリビングの入り口にお娘さんの習字『連山の朝』の作品がドーンと飾ってあるのも良かったです。また、陽子さんの「すぎないことを心がけて暮らす 持ちすぎない やりすぎない 考えすぎない」のモットーにハッとしました。私も気をつけたいです。あと電飾とキャンドルでムードたっぷりのベランダは幻想的で素敵でした。2017/05/20
roomy
24
家を紹介する本には絶対に平面図が載せてほしい派なのでこれは楽しく読めました。2015/09/21
アコ
21
著者邸含め10軒の家を紹介する読み応え十分な1冊。勝手なる持論だけども“家は100-300平米がおもしろい!”ということを再認識。中身だよ、やっぱり。「家というのは建物に生活が入って成立する。自分たちの仕事はそのベースを作ること」という建築士の言葉がしみる。施主が主導権を握るかたちで作られている家には各々の夢や希望がたくさん詰まっているね。アート系のかたが多いこともあり、間取りの使い方やインテリアの参考になるもの多々。著者のご主人が描く平面図や家のアクセントのイラストもとてもよい。2014/12/11
みさどん
18
すんごく好みの一冊だった。筆者を含めて10件の家を紹介してあって、どれにもこだわりとセンスの良さがあって、隅々まで見て読んだ。くつろげる部屋や家は素敵。こんなところだと精神的にあーってならなさそう。すべての家がごちゃごちゃしていない。それだと掃除も行き届くんだよな。好きな本棚2022/05/13