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出版社内容情報
早くも話題沸騰! ウソとハッタリの最強無敗の学園頭脳ゲーム第2弾!
内容説明
決闘で等級を決める学園島で、史上最速の学園島最強(偽)に成り上がった俺、篠原緋呂斗。姫路らの力も借り、強敵・久我崎との死闘も切り抜けた。でも“偽りの最強”である俺に平穏はない。英明学園の伝統イベント・区内選抜戦は、一週間で生徒総数9000人が連戦で最後の一人になるまで続く鬼サバイバル。最強の座を盤石にするためにも戦略を立て準備は万全、のはずだった。だが、不穏な動きを見せる“小悪魔”秋月乃愛のせいで、俺の行動は全て先読みされてしまう。これは敵の不正のせいなのか?OK、ならば俺に不正で勝負を挑んだことを小悪魔に後悔させてやろう―!
著者等紹介
久追遥希[クオウハルキ]
「クロス・コネクト」で第13回MF文庫Jライトノベル新人賞“佳作”を受賞、同作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
27
★★★ どんな状況でも感情が表情に出ないこと以外大した取り柄がないはずの主人公と偽りのお嬢様だったとはいえ実力は七つ星のヒロインがほとんど対等に戦略を練っている時点で設定崩壊気味な気がする今作。前巻の冒頭で実力はほとんどないため嘘〈イカサマ〉で乗り切っていく〜みたいな流れを展開していたのに二巻にしてほとんどイカサマを使わず普通に実力を発揮しだしたところには正直かなり困惑した。遊戯の内容もどこか既視感のあるものだったところは少し残念。やはり同レーベルの「自称Fランク」と比べると若干見劣りするかも…?2019/10/11
かっぱ
12
"嘘"の学園最強が紡ぐシリーズ2弾。嘘も貫き通せば本物だ。今回は立ちはだかる敵の謀略により白雪を人質に取られた緋呂斗の戦いが描かれる。身動きが取れない白雪の代わりに立ち上がったのは更紗。嘘で繋がりあった二人ではあるけれど、互いに築いた絆がしっかりと勝敗を決するところに繋がっていて爽快感がある。また、白雪との言わなくても分かり合える関係性も尊いなあ。ただ元・英明学園トップの乃愛という充分すぎる相手を前にした割には意外とあっさりしていたように感じた。黒幕の裏には黒幕が。まだまだ物語がどう展開されるか楽しみだ2019/08/28
椎名
11
例外的なまでに追い詰められ、なんだか巻数を重ねている気になっていたがまだ二巻なのか。二冊とは思えない情報量とヒロインたちとの関係性、密度高めでいいですね。所謂攻撃力特化の作品なので読んでいるときにあまり細かいところが気にならず、主人公の地頭も良いので追い詰められてからのどんでん返しは非常にワクワクさせられる。早くもコミカライズ決定ということで、上手く波に乗れている印象。めでたい。続きも楽しみ。2019/09/01
ほたる
10
イカサマ心理戦第二弾。まだ序盤なんで。今回もイントロと登場キャラ紹介の意味合いが強いのかな。白雪の目の黒い挿絵が良かった。星七つの嘘を貫き通すに大きな信頼も必要になってくるといったところ。次巻で動きそう。2022/11/14
ぽな
10
区内選抜戦の中で小悪魔に翻弄される第2巻。新キャラの6ツ星"小悪魔”乃愛がいい感じにウザキャラで序盤はひたすら翻弄されヘイトが結構たまったわw中盤からは連戦で最後まで締めてスッキリ。乃愛はいざ戦いだしたら常に冷静沈着に事を運んで優位に立ってる印象の緋呂斗だったけどそれが成せるのは相棒の白雪と更紗への絶大な信頼関係あってですよね。特に今回はカードバトル、宝探しと白雪との主従関係の絆の強さが際立った印象でした。最後は意外とあっさりやられたなと思った小物でしたが今後も出るのね。引きのバーゲンセールで草(8/102021/07/04