MF文庫J<br> 聖語の皇弟と魔剣の騎士姫―蒼雪のクロニクル〈1〉

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MF文庫J
聖語の皇弟と魔剣の騎士姫―蒼雪のクロニクル〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 327p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040653860
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

問題児×優等生 二人の最強が運命に出逢い、歴史の歯車は逆転を始める――〈聖語〉と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代――。
史上最強の〈聖語騎士〉を姉に持つ少年・蒼生=カレン=ブラッドフォードは、規格外の言語能力を持ちながらも、ある理由で試験で手を抜いて平均点を取り、目立たぬように〈シルヴィウス学院〉での日々を送っていた。
平凡な同級生には疎まれたりはするものの、学年首席の少女・氷乃華雪音は幼馴染みとして蒼生に寄り添い、留学生の少女・カロリーナは一途に蒼生に想いを寄せ、学院生活は穏やかに営まれていた。
だが、ある事件をきっかけに蒼生と雪音に極秘任務が下り……? 
天才的問題児×完全無欠の優等生。大スケール魔法学園ファンタジー、開幕!

Hiten[ヒテン]
イラスト

春楡遥[ハルニレハルカ]
著・文・その他

内容説明

“聖語”と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代―。史上最強の“聖語騎士”を姉に持つ少年・蒼生=カレン=ブラッドフォードは、規格外の言語能力を持ちながらも、ある理由で試験で手を抜いて平均点を取り、目立たぬように“シルヴィウス学院”での日々を送っていた。平凡な同級生には疎まれたりはするものの、学年首席の少女・氷乃華雪音は幼馴染みとして蒼生に寄り添い、留学生の少女・カロリーナは一途に蒼生に想いを寄せ、学院生活は穏やかに営まれていた。だが、ある事件をきっかけに蒼生と雪音に極秘任務が下り…?天才的問題児×完全無欠の優等生。大スケール魔法学園ファンタジー、開幕!第14回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞。

著者等紹介

春楡遥[ハルニレハルカ]
『聖語の皇弟と魔剣の騎士姫―蒼雪のクロニクル(1)』で第14回MF文庫Jライトノベル新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
「聖語」と呼ばれる言語体系が魔法の如く物理世界を書き換える時代。史上最強の聖語騎士たった姉の教えを受けた少年・カレンとその幼馴染・雪音に、とある事件の真相を探るよう極秘任務が下される魔法学園ファンタジー。複雑な立ち位置ゆえに目立たたぬよう過ごすカレンと、彼に寄り添う学年首席の雪音、そして彼を慕う留学生・カロリーナ。そんな三角関係が軸かと思った矢先の急展開、疑心暗鬼にもなりかねない状況の中で、ギリギリの戦いを切り抜けた先にあった結末がまた業が深そうで、どういう物語になってゆくのか今後に期待の新シリーズです。2018/12/22

まるぼろ

22
二百年前の「第二のバベル」と言う事件が起きて以降、「聖語」と呼ばれる言語体系によって言葉が魔法の様に使われている世界で、蒼生と雪音、それにカロリーナはある試験に臨んでいたが…と言うお話です。思った以上に重たい…と言うか血生臭いお話で多少面食らいましたが、面白かったです。言葉の使い方の設定も色々と凝っていて良かったかと。今巻での学園上層部の企みや疾走したと思われていたシルヴィが…だったりと、隠されている事がまだ多そうですが、次巻どういった具合に話が進んで行くのか楽しみです。2019/01/10

真白優樹

13
英語話者が消失、化学が衰退した未来の世界で、魔法の如き言語体系を使いこなす少年が幼馴染と共に、とある事件へ挑む物語。―――二人だから、繋げるからこそ届けられる言霊がある。 平穏な日常は唐突に容赦なく奪い去られ、五里霧中な中で挑んだ事件の真実は、救える筈の命を救えぬ無念に終わる。まるで足元が急になくなるかのような急展開。そして言葉という可能性へ真っ向から挑んでいく、胸躍る言霊。とても丁寧に作られた、見事という他ない物語であり、言葉のように無限の可能性を秘めた面白さ光る物語である。 次巻も須らく期待である。2018/12/26

ツバサ

8
言葉を武器にするなんて、珍しい設定だと思って軽く読んでたら、途中からひっくり返り、厳しい現実と試練。この物語の密度が増していて、素敵でした。あと、主人公と幼なじみの親密な信頼関係が物語を彩っていました。2018/12/26

リク@ぼっち党員

8
言霊なんて言うように、言葉には人に働きかける力が宿っている。言葉を使う者たちの学園ファンタジー。可愛いイラストに反してかなりハードな主人公の境遇。姉は事件を起こし失踪、友人は…、これでダークサイドに落ちなかったのは雪音が側にいてくれたからかな。昨今珍しく幼なじみの存在感が強かった。いいぞ。専門用語や登場人物が多かったのでメインキャラ以外の思い入れが薄く、最後でそこまで乗り切れなかったのが残念だったかな。文章自体は読みやすく、世界観を丁寧に説明していたので読者に優しくなっていた。2018/12/27

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