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出版社内容情報
クオリア分枝を賭けた世界大会《獣王遊戯祭》にして遊戯国家・アルセフィアの国王選定ゲームが進行する。Aクラスの脱落、白王子透夜の参戦を経て、《獣王遊戯祭》第二ステージが開幕する――!
内容説明
ゲーム至上主義の学び舎―獅子王学園に君臨した元生徒会長・白王子透夜の過去がついに明かされる。生徒会選賭で拉致されてからの壮絶な旅路を経て、透夜は新たな強者と共に遊戯の場へと帰還する。そして幕を開ける“獣王遊戯祭”第二段階。各クラス代表一名による“ディベート・ゲーム”に、砕城紅蓮は“絶対不運”を持つフラヴィアを送り出す。“絶対幸運”を持つヴァチカンの誇る“聖女”・クリステラ、紅蓮への憎悪を燃やすミラなど、透夜以外にも各クラスのエース級が参戦する遊戯に“偽りの聖女”をぶつける紅蓮の真意とは…?紅蓮VS透夜、至高の盤上遊戯が開戦!二人の鬼謀が絡まり合い、物語は衝撃の展開へ―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
新たな強者と共に帰還した透夜がゲームへと殴り込みをかける中、遊戯祭の第二幕、クラス代表対抗のディベート・ゲームへ紅蓮がフラヴィアを送り込む今巻。―――復活の強者は舞台を乱し、悪魔は静かに目を覚ます。 行方知れずになってからの透夜の壮絶なまでの戦いが描かれ、第二幕を舞台に縦横無尽にかき乱す、透夜大活躍の今巻。鬼才同士の激突の中で遊戯者が散る中、裏で思惑が蠢く巻であり、激しい舌戦を元にしたゲームが読み応えと熱さを齎してくれる巻である。果たして、目覚めた紅蓮は一体どんな手を繰り出すのか。 次巻も楽しみである。2020/05/29
彼方
8
因縁のライバル・透夜が帰還し《獣王遊戯祭》も第二幕。舌戦を予感させるディベート・ゲームが始まる第9巻。透夜の挿絵多すぎません…?だいぶ今回掘り下げられましたが、能力はともかく動機がアレなのでより苦手になったかも。今回一の見所は聖女を憎むフラヴィアの動機と過去、今まで中々読めないキャラクターでしたけれど綺麗に清算されて良かった…。あと佐々木の「……あの時と、同じじゃないですか。」という紅蓮を心配する台詞、正ヒロインすぎて好き。《獣王遊戯祭》の真の目的といい、キナ臭くなってきましたけれど、どうなるのかなぁ…。2020/05/26
Liuche
5
ああああああああああああああああああ!読み終わってしまった!また何ヶ月待てばいいんだあああああああ!覚醒した主人公めっちゃ見たい!何故そこで終わるんだああああ!面白い作品は追いつくと飢える……悲しみ……(´・ω・`)2020/05/26
つくし
2
女の子たちがわちゃわちゃ学園コメディやってるところに癒やされつつ、激戦の世界観(独特の言葉まわし)を楽しんでいます。堕ち方のクセが楽しめるシリーズ。2021/01/17
ふうせん
1
ついに本編表紙のヒロイン枠に変化が!?透夜がヒロイン?って思ったけどねこめたる先生の描く2人は顔がイケメンすぎて見栄えが良い。次巻をチラッと見たらまた違った感じの構図になっているようなので今後どんな感じになるか楽しみ。 ところで今回登場したエーギル好き。おっちょこちょいメカクレとか好きに決まってんじゃん。それに、カプ厨の心が疼いたのも良かった。エーギルと透夜って相性良さそうじゃない?透夜がエーギルと話してる時『日常』を感じるし、透夜も言葉は強いけど節々に優しさが出てる気がする。2025/03/22