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出版社内容情報
カイが真相に迫るにつれ激化し強大化する戦いの中で、ついに本性を現わしたアスラソラカ。仲間たちの復活を目指す先にカイがたどり着いた場所とは――!?
内容説明
予想もしない形で終戦を迎えた五種族大戦を覆すために、カイは大始祖の待ち受ける決戦の地“墓所”に挑む。大始祖に封印された全種族の解放と、消えた世界種リンネの再生のため、ジャンヌ、バルムンク、大天使アルフレイヤらと共に墓所へと突入。そこで待ち受けていたものは大始祖の理念に従うアーカインとテレジアだった。時同じく、“世界輪廻”の首謀者であるアスラソラカが大始祖から離反し、世界崩壊へのカウントダウンを開始する。世界を愛する者と憎む者、数多の思惑が入り乱れる中で、カイの最大の戦いが始まる―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
予想もしない形で終戦を迎えた五種族大戦を覆すため、大始祖に封印された全種族の解放と、消えた世界種リンネの再生のために、ジャンヌ・バルムンク・大天使アルフレイヤらと共に墓所へ突入する第八弾。種族を超えた共闘が動き始めたところでいきなり西の司令官…という展開でしたが、その辺はダンテさんが意外な活躍で存在感出してましたね(苦笑)とりあえず流れ的には囚われた人たちを奪還して最終決戦ですけどそうすんなり行くとも思えないので、リンネが戻ってきたところで展開的にもうひとひねりありますかね?意外な結末が待ってる可能性も?2020/03/29
オセロ
30
う〜ん…。遂に迎えた大始祖との決戦だけど何故かイマイチ盛り上がりに欠けた印象。ただ、マザー・Bの心意気は痺れたし、何よりレーレーンが可愛すぎた。2024/09/25
真白優樹
16
全種族解放の為に大始祖が待ち構える墓所へと突入する中、二人のシドがカイの前に立ち塞がり、離反したアスラソラカが世界崩壊のカウントダウンを開始する今巻。―――始まる決戦、また皆で笑い合う為に今こそ前へ。 幾多の勢力の思惑が入り乱れ、アスラソラカの怨嗟が響く中、カイの最大の戦いが始まる今巻。全ての敵がラスボスどころか裏ボス級、はじまりから極限的な状況で死闘が続く、のっけからクライマックスと言える盛り上がって熱い巻である。予断を許さぬ状況が続く中、果たして戦いの行方は何処へ向かうのか。 次巻も須らく期待である。2020/02/28
nishiyan
12
五種族大戦を覆すために大始祖が待ち受ける決戦の地"墓所"。全種族の解放とリンネの再生のため、カイはジャンヌ、バンムルク、アルフレイヤら共に墓所へと挑むことになる本巻。種族を超えた共闘が動き出す中で思わぬあの方の活躍に驚いたりと…。カイとアルフレイヤの共闘がメインだが、バンムルクと大妖精シルクの掛け合いが鏡光とのを連想させて楽しくニヤニヤしてしまった。ラストは納得というかまあそうなるだろうなという展開でした。クライマックスに向けて一つの流れが見えてきたのだが、もう一波乱あるのだろうか。次巻が楽しみです。2020/03/31
コウ
10
世界種リンネを復活させるために、また大始祖が人間のための封印場所を用意してることを知ったために、大始祖に抗うことを決めたカイたち。そしてそれは人間以外の種族を解放することに等しく。種族の垣根を越えて、大始祖へと戦いを挑む今巻。光帝イフに対して、蛮神族の英雄とレーレーンとともに、カイは立ち向かいます。そして、黒幕ともいえるアスラソラカが世界輪廻を巻き起こす理由もちらっと明かされましたね。2020/08/14
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- 流砂 〈第18号〉