几帳面だと思っていたら心の病気になっていました

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几帳面だと思っていたら心の病気になっていました

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784040643359
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0095

内容説明

もともと完璧主義で几帳面なところはあった。しかし、ある日から「鍵かけた?」「火消した?」などささいなことが気になって仕方が無くなった。不安に押しつぶされて、引きこもりになってしまった著者に告げられたのは「強迫性障害」という病名だった…!

目次

プロローグ
第1章 始まりは些細なことから
第2章 家族に迷惑がかかるかも
第3章 汚れが気になって仕方がない
第4章 家事をするのも一苦労
第5章 強迫性障害と診断されました
第6章 不安はあってもいいのだ
最終章 強迫性障害と戦ってみて

著者等紹介

菊晴[キクハル]
自身の強迫性障害の経験をブログにて執筆。現在はほぼ回復し、ぶり返さないよう年数回カウンセリングを受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

16
強迫性障害の著者によりコミックエッセイ。こういう内容はひとつだけではなく、さまざまなひとによる作品が出て欲しいと思う。人はみな違うから、そのなかで自分にとって「使える」気づきや「嬉しい」思いを見つけていけたらいいのだと思う。この本は著者の真面目さとひととなりが伝わってくる内容で、救いとなったカウンセラーの方の言葉がとても良かったです。2020/06/27

*+:。.もも.。:+*

12
ここまで几帳面だとさぞかし大変だったろうなぁ。コミックエッセイで読みやすかったけど、大変さが全面に押し出されてるので、もっと解決編の方にページを割いたほうがわかりやすかったんではないかなぁ。2020/09/17

れい

5
【図書館】強迫性障害を発症した患者さんが著者の、サバイバル物語。自分を客観的に見れる部分もあり、変なことをしていると分かっていながらも止められない辛さを感じることができた。不安が次々と襲ってきて、それを解消するための行動で毎日ヘトヘトに疲れ切り、やがて死さえ意識するようになってしまう。ご家族は温かく描かれており環境は良い方なのかと思えました。それでもこの病気と共に生きていくことの辛さを少しでも感じられて良かったと思います。2024/01/10

のんの

5
強迫性障害になったお話。自分がなるかもしれないし、周りにもしなった人がいれば、傷つけることはしたくないので、後学のために読んでみた。凄く追いつめられて、不安で不安でたまらないというのが感じられた。家族の方は、優しいし、それなりの距離感をとれてたのが、凄いなと感じた。ただ、お母さんが味噌汁捨てるのは、障害がなくても、かなりショック受けるわ。2020/04/09

みぃ

4
多少の不安症は誰にでもあるけど、それが病気かそうでないかの境目は難しい。発症のきっかけも些細なこと。治る為には周りの理解・協力がすごく大事。2021/02/01

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