内容説明
この本は、古くから日本で季節の風物詩として親しまれる、コオロギやキリギリスなどの直翅類とよばれる鳴く虫を、季節と環境の軸で7章に分けて、色鉛筆の細密画で紹介する図鑑です。章のなかではさらに環境を細分化、各環境別に、鳴く虫を風景ごと見開きの細密画で紹介。季節の植物やほかの昆虫などとともに「声はすれども姿は見えず」といわれる鳴く虫を、草むらに迷いこんでいるような臨場感で再現しています。
目次
第1章 春から初夏の草原
第2章 夏から秋の草原
第3章 夏から秋の家まわり
第4章 夏から秋の森や林
第5章 冬越し
第6章 特殊な環境
第7章 鳴く虫を飼う
著者等紹介
瀬長剛[セナガタケシ]
1952年東京生まれ。東京農業大学造園学科卒。京都造形芸術大学非常勤講師。日本直翅類学会会員。神奈川県横須賀市在住。庭園や公園、緑地などの造園設計コンサルタントを本業とし、地元の観音崎自然博物館でボランティア活動しながら得た知識で生き物にも配慮した環境づくりを心掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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