出版社内容情報
世界一豊かな湖、琵琶湖に棲む56種の魚を、生きた標本から鱗一枚までを正確に写生した細密画と環境の多様性が分かる生態画で活写。 小学生から大人まで
内容説明
湖魚55種を、精密にしかも迫力のある筆致で画き上げた本。
著者等紹介
今森洋輔[イマモリヨウスケ]
1962年、滋賀県大津市に生まれる。画家、イラストレーター。幼少より、琵琶湖とその周辺に広がる里山で遊び育つ。1987年よりフリーランスとして独立。細密画のジャンルで定評を得る。最近はネイチャー・イラストレーションに専念。博物画の西洋的伝統と日本的な画法を巧みに融合させ、新しい境地を開いたとして高く評価されている。琵琶湖のすべての魚を描くために、1995年より北湖湖畔のマキノにすむ。現在、アトリエを建てて意欲的に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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遠い日
9
兄の今森光彦さんとの共著『むしむしだあれ?』で知った、弟の洋輔さんの絵をじっくり見たくて。魚にも詳しくなく、絵も描けないわたしが言うのも失礼かもしれませんが、まあなんともすばらしい絵に魅了されます。美しいのは言うに及ばず、そこには今森さんの興味以上の自然への、琵琶湖への愛が感じられます。ほとんどご自分で採取された琵琶湖の魚を観察、描写。鱗を数えたということばに、魂がこもっていることを感じます。2016/11/29
うてな
0
3歳9ヶ月の息子に。 本人が図書館で見つけて借りてきた本。美しい絵で構成されている、琵琶湖の魚の図鑑です。息子が指差す魚の名前を只管読んであげるのが面白いけど大変でした。2017/11/28