内容説明
人間の子どもたちがパーティーでにぎやかに遊んでいました。それをのぞいたグレイラビットたちは、じぶんたちも、パーティーをしてみたくなりました。そこでフクロウ博士にかりた本をさんこうにして、せっせとパーティーのじゅんびをはじめました。さあ、どんなゆかいなパーティーになるでしょう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
シリーズ3巻目。パーティーの楽しいようすを目の当たりにした、森の外れの小さな家の3匹。さっそく自分たちも初めてのパーティーを開こうとあれこれ勉強。何しろ初めての、誰も知らない「パーティー」を開くに当たっての知識の修得から。物知りのフクロウ博士も知恵を貸す。とにかくはりきって準備したパーティーは大盛況。みんなでわいわい、忌憚なく過ごせる時間は幸せでだいじなもの。マーガレット・テンペストの挿絵がどの巻もすてき。2016/01/13
ヴェルナーの日記
2
リトル・グレイラビットシリーズの3冊目になる作品ですが、アトリーのお話と、テンペンストの挿絵が、とてもマッチングしていて素晴らしい出来になっている。ただ、二人の仲はあまり良くなかったみたいですが、そこはお互いにプロ意識が働いてより良い作品にしようとしていた気持ちの表れではないでしょうか。2012/11/06