目次
詩画(裾野の春(水仙(2004)
サイネリア(1989) ほか)
大きな木を一本(半夏生(2006)
あさがお(2004) ほか)
秋風が吹く度に(ガマズミ(2006)
ベニテングタケ(2004) ほか))
随筆(裾野の春(2007)
雑草(2004) ほか)
著者等紹介
星野富弘[ホシノトミヒロ]
1946年、群馬県勢多郡東村(現みどり市東町)に生まれる。群馬大学教育学部卒業後、中学校教諭となるが、クラブ活動の指導中に頚髄を損傷、手足の自由を失う。入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始める。1979年、前橋で最初の作品展を開催。以後、国内外で「花の詩画展」を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rosemary*
41
読んでいて心がポっと温かくなるような優しさに包まれた気持ち。愛犬みしんちゃんの随筆が好き。表紙のみしんちゃんの表情に胸が熱くなる。2014/05/03
ゆーこりん
19
星野富弘さんの詩画展に行き、改めて作品に感動し、久々に新しい詩画集を買った。 お若い頃の作品も素晴らしかったけれど今はもっとすごい。詩にはユーモアと愛があふれんばかりだ。特に葱坊主の季節の文章に泣けた。 この絵本はいつでも手の届くところに置いておいて、心がくさくさした時にすぐ手にとって眺めようと思う。間違いなく私の心を穏やかにしてくれる。 星野さんありがとうございます。2014/11/22
paf ❤︎
14
遠い地で生きておいでるだけでよかった。富弘さんがもうこの世にいないのが非常に淋しい。詩歌集すべて、見えるところに置いてたまに開いては、生きることに対して真面目に立ち向かおうとする私の「ドッコイショ」の書。いまだ確たる信仰などない私だけれど、大むかし綾子さんと富弘さんの書に出会ってから、キリスト教に対する考えが変わった。カミサマだかナンだか·····とにかく人間を創ったヒト、なんでこんな良い人をさっさと連れていくのかねえ。2024/05/09
きりこ
9
植物に対する愛情や優しさが伝わってくる詩画集でした。時々自分にはこのような本が必要だなぁと感じます。野に咲く花がとても愛おしくなってきました。春が待ち遠しいなぁ。心に残った詩…【なぜかわからないけど 土の中から生まれたものはみんなきれい】【これからあなたを食べます あなたを茹でて食べます あなたのいのちが私のいのちになり 私はあなたの分まで生きるのです あなたのいのちを頂きます】【地球にとって一番役立たずで害になっていたのが 私たち人間だったなんて それも最近やっと気付いたところです】 2013/02/15
rapo
5
星野さんの大好きな、聖書の一節(マタイの福音書6章26節)を引用した題名に心惹かれました。花や動物に向ける眼差しはとてもあたたかく、敬意すら感じられます。やんちゃだった子供時代、活動的だった青年時代を経て、失ったものよりも今あること、できることに感謝する、生きていくことの原点がここにあるような気がします。私たちはなぜ欲しがるのだろう、満たされないのだろう、その答えがあるような気がして、何度でも手に取りたい本です。2021/05/19
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