出版社内容情報
各地での原画展や、雑誌掲載されたものの中から、63点の詩画と16編のエッセイを収録。ますます清雅、花々への愛が広がります。 小学校中学年から一般むき
内容説明
移りゆく季節の花々によせて命の愛しさを描く詩画63点と16編のエッセイ。
目次
詩画(春;夏;秋・冬)
随筆(秋海棠;紙風船;中学二年のある日;山吹 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ 🍀安寧祈願🍀
141
紫の千日紅から始まる一冊。星野富弘氏の花と言葉から生まれる愛の深い詩画は、強さを柔らかさが包んでいます。…日常の慌ただしさのなか、花はどこかで静かに咲いています。あなたが悲しみ切ないとき、花は咲いて待っています。あなたの微笑みが見たくて、花は近くに咲いています。出会い、旅立ち、別れ、人生の節目で私たちに寄り添ってくれる花。人生一歩ずつ。根が支え、葉が蓄え、蕾を待ちわびる。華々しく咲いた花が舞い、あなたの手のひらに残るのは美しい種でした。今日出会った花に感謝し、明日を想う。小さな喜びが少しずつ輪を広げます。2021/10/31
KAZOO
102
手足の不自由な星野さんの詩画集です。この方の書かれた絵や文章にはいつも癒されます。観察力が素晴らしくその花の持っているイメージをきちんと絵と言葉にされています。春、夏、秋・冬、随筆という分野に分けてそれぞれ収められていますが、特に随筆の部分では景色などもきめ細かに描かれていて心が和みます。2018/05/27
takaC
18
見た目以上の読み応えあり。2012/09/20
☆(´(ェ)`)☆
3
その時々の気持ちで感じ方が変わってくる。絵、文字、詩、全て優しい2016/03/10
旅人
2
☆☆☆☆ この道は茨の道 しかし茨にもほのかにかおる花が咲く あの花が好きだからこの道をゆこう2015/04/04