出版社内容情報
おてつだいをしたくない女の子と、
おてつだいをしてもらうために、どこまでもでかけるおかあさんが主人公!
女の子がキャベツに水やりしたくないといったので、
おかあさんは、子犬や小枝、火や水と、いろいろなものに、たのみにいきます。
最後にでてくるのは、なんと……!?
フランスにつたわる「だんだん話」の昔話が絵本になりました。
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むかし、あるいえに、花を さかせたがらない
小さなキャベツが ありました。
あるひのこと、そのいえのおかあさんは、
アントワネットちゃんにたのみました。
「アントワネットちゃん。小さなキャベツにおみずをやってちょうだい。」
ところが、アントワネットちゃんはいいました。
「いやだよ。おさんぽするほうがいいもの。」
そこで、おかあさんは、こいぬのところへいきました。
(本文より)
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昔話の主人公は男の子ばかり?
そんなことありません!
世界と日本で語りつがれてきた
女の子と、大きくなった女の子たちの昔話を
絵本にして、おくります。
いろんな女の子が主人公の絵本シリーズです。
内容説明
おかあさんから、小さなキャベツの水やりをたのまれた女の子。女の子がことわると、おかあさんは、子犬や小枝など、いろいろなものをたずねていきます。さいごは、なんと…!?フランスにつたわる「だんだん話」の昔話がすてきな絵本になりました。四歳から。
著者等紹介
中脇初枝[ナカワキハツエ]
徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作とともに、昔話を再話し語る。昔話集に『女の子の昔話 日本につたわるとっておきのおはなし』『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、絵本に「女の子の昔話えほん」シリーズ、『つるかめつるかめ』など。小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)『わたしをみつけて』『世界の果てのこどもたち』『神の島のこどもたち』などがある
うえのあお[ウエノアオ]
埼玉県生まれ。女子美術大学大学院修士修了。デザインの仕事などをおこなう。『花をさかせたがらない小さなキャベツ』が絵本デビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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