女の子の昔話えほん<br> ハイチのおはなし わたしがテピンギー

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女の子の昔話えほん
ハイチのおはなし わたしがテピンギー

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784039604200
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

テピンギーは、おかあさんがなくなって、あたらしい母親とくらしている女の子。
ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、
友達の家をまわって、あることを頼みます。
ハイチにつたわる、すてきなひらめきと友達の助けで困難をのりこえた女の子の昔話が絵本になりました。

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むかし、あるところに、
テピンギーという おんなのこが いました。

テピンギーのおかあさんは なくなって、
あたらしい母親が やってきました。
それから、おとうさんも なくなったので、
テピンギーは あたらしい母親と ふたりぐらしになりました。
このははおやは いじわるで、
テピンギーには なにも わけてやりたくないと おもっていました。
(本文より)
:::::::::::::::::::::::::

女の子の昔話えほんシリーズについて

あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。

内容説明

テピンギーは、あたらしい母親とくらしている女の子。ある日、しらないおじいさんの、めしつかいにされそうになりますが、すてきなひらめきと、ともだちのたすけで、ピンチをきりぬけます。ハイチにつたわる昔話が、色あざやかな絵本になりました。四歳から。

著者等紹介

中脇初枝[ナカワキハツエ]
徳島県に生まれ高知県で育つ。高校在学中に坊っちゃん文学賞を受賞。筑波大学で民俗学を学ぶ。創作とともに、昔話を再話し語る。昔話集に『ちゃあちゃんのむかしばなし』(産経児童出版文化賞JR賞)、小説に『きみはいい子』(坪田譲治文学賞)などがある

あずみ虫[アズミムシ]
イラストレーター・絵本作家。神奈川県に生まれる。安西水丸氏に師事。金属板を切って絵具で着彩する技法で、絵本、書籍、広告などで活躍。講談社出版文化賞さしえ賞、絵本『わたしのこねこ』(文 澤口たまみ)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。絵本・装画多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

235
原話はハイチのお話。中脇初枝・再話、あずみ虫・絵。継子イジメのお話なのだが、そこはハイチ。テピンギーの知恵と才覚、お友だちの協力で見事に逆襲。反対に継母を追放してしまうという、なんとも痛快な物語。同じ行為が3度繰り返されるのは昔話の常道。中脇の文もいたってリズミカル。そして、何よりもあずみ虫の絵がいい。金属板を切って絵の具で着色する技法のようだが、形といい、溢れる色彩といい、ハイチのムードにぴったりである。2025/03/06

ヒラP@ehon.gohon

28
ちょっとユニークな貼り絵が印象的な絵本です。 実の親を次々に亡くして、父の再婚相手の母と二人になった女の子の話ですが、もともと他人の二人が、母娘として生きる息苦しさは、設定とはいえ、想像するだけで厳しさを感じます。 母親が女の子を疎んでもしようがないのかも知れません。 義理の娘を母親は厄介払いしようとしました。 その状況を何度も友だちが助けてくれます。 最終的に厄介払いされたのは母親だったというお話です。 親子の愛情について、人の人間関係について、問題を投げかけられているような気がしました。 2022/04/20

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

18
ハイチに伝わる昔話。ハイチは世界で初めて、アフリカから連れてこられた奴隷が独立を果たした国。主人公のテピンギー(小さな女の子を呼ぶ愛称)のように、知恵を駆使し、仲間たちと勝ち取ったのだなぁ、と思います。 【ジェンダー絵本 女の子らしく なくていい!】 【時間と宇宙と不思議な世界ー昔話・伝説・神話】2022/04/16

あおい

12
ハイチのお話。継母が知らないおじさんに自分を召使いとして渡そうとしていることを知っ…友達に協力してもらってピンチを逃れるテピンギー。みんなテピンギーの事が大好きなんだろうなぁ。2022/06/25

なま

10
★4 世界で初めて、アフリカから連れてこられた奴隷が独立をはたした国、ハイチの昔話。意地悪な継母に育てられているテピンギーが知恵を生かして困難を乗り切る話。女の子の昔話シリーズというシリーズ名に時代との違和感が有った。しかし昔話は主人公が男児や、女性の場合も控えめで大人しいステレオタイプからの脱却を根ざして作成されているようだ。(あとがきより)絵は、アルミ板をカッティングする技法で作品を制作する、あずみ虫さん作。とても色鮮やかに立体的で生き生きとキャラクターが立っている。5分。 2023/10/08

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