出版社内容情報
労農運動に投じ刑事に追われる豊彦のことや,病気がちのあやのことで心労重なるフキ。そうした中で大黒柱の恭之助が死に…。 中学生から
内容説明
昭和の時代にはいり、フキの子どもたちはそれぞれ家庭をもち、孫たちも元気に育っていく。ひとり豊彦は労働運動に身を投じていた。そうしたなかで、一家のささえとなっていた前田恭之助が死んだ。日本の一近代史を描く大河小説、第6巻。産経児童出版文化賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。中学以上向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
toko
2
読書会に向けて再読。昭和6年から昭和9年を描いた巻。鉄道路線の延長工事に関わる人々のこと。樺太の暮らし。函館の大火。物語の中に史実が刻まれる。若い世代、孫たちの姿。故郷の今、姉の暮らし。母の故郷が見たいと思う豊彦の気持ち。あいが愛おしい恭之助の気持ち。豊彦のことを、さっぱりわからないところが気に入っていると思うフキの気持ち。照吉親子のこと、中根大佐のこと。自分のなかのいやなもの、と思うフキの気持ち。十津川で姉の孫たちと豊彦の関わりが心に沁みた。2026/05/30
watausa
1
とうとうフキを見守り、支えた人がいなくなった。2012/01/12




