出版社内容情報
〈虎の牙〉の歯型のついたチョコレートとリンゴ?。二億フランの遺産をめぐってフォービルが殺された事件に、ルパンがのりだした。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akane
5
偕成社版「虎の牙」を初読み。小学生時代に読んだポプラ社版に比べて些末なドタバタ劇が多く、ちょっとだけイラッ。さらに、建物の構造の描写が絶望的に理解できない。フランス人なら「ああ、わかるわかる」と納得して読めるんだろうか。何よりも驚いたのは、ルパンのカリスマ性がほとんど感じられなかったこと。部下とのやりとりは漫才コンビだし、相変わらず美人には弱いし、犯人の目星もころころ変わる。全て感情で動いていて、理詰めで行動するホームズとは正反対。喜怒哀楽が豊かでより人間的なのかもしれないが、けっこうドジを踏むのが痛い。2019/06/05
たかし
2
莫大な遺産相続をめぐる殺人事件をルパンが追う推理もの。虎の牙のような歯型の犯人を捜すのだ。殺されそうな男を寝ずの番までしておきながらみすみす殺させてしまうあたり,ルパンの無能っぷりというか,殺人事件がおきてからしか動けない探偵の悲しさが漂う。それにしても,ルパンのかつての部下が色々あって警官になっていて「私は正義のパンを食べてしまったから,もう泥棒に戻りたくない…。」というあたりが楽しい。ちゃんと更生しとるやんけ。2018/09/18
訪問者
0
莫大な遺産を巡る殺人事件、不可解な手紙の出現。ルパンを上回る犯人の巧緻。2016/09/06
(^-^)v
0
遺産が2009/07/25
だん
0
再読。2010/05/06
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