出版社内容情報
独仏にまたがる国際的大陰謀にからまる事件にのりだしたルパンは、謎の殺人鬼やシャーロック・ホームズなどと死闘をくり広げる。 中学生から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほりん
35
ルパンを愛読しているだんなのイチオシ。次から次へと事件が起こり,意表をつかれる。芝居がかっていて「いくらなんでも・・・」という展開もあるけれど,これがルパンの持ち味なのだろう。これは「続813」に続くお話で,ここでは謎の半分も解決していない。謎の殺人者は誰なのか,813の意味は?「続」へと急ぐ。2015/06/14
かもめ通信
11
翻訳読み比べ2022/10/11
ヨッシー
6
この全集、新潮文庫版とかと比べると児童向けという扱いがありますが、ちゃんと完訳ですしね、ルパンの活躍が全てそろっているのはこの全集だけです。ルパンはやっぱりこの全集に限る!というわけで、ルパン再読キャンペーン実施中(笑)第一弾は「813」にしましたが、うぅむ、なぜこの本を上下ではなく、「813」「続813」に分けたんだろうと考えてしまうくらい何にも解決していませんね。とりあえず猛烈に先が気になります。ジュヌビエーブが可愛い可愛いと連呼される割にイマイチ可愛さが伝わってこないのはなぜなんでしょう?(爆)2011/09/04
さぼさん
5
童心に帰って,何も疑わずに読めば最後の最後で驚ける.古典なので,あまりうがった見方をしないのが大事.2014/01/28
アルパカ
4
先日読んだ『作家の読書道』で貫井徳郎さんが「813の謎」を子供の頃読み、あまりに面白くて作家を志すきっかけになった、というのを知りました。こちらは偕成社発行の児童書ということなのですが実際は中学生以上からと思われ完訳で、大人でも読みやすい。「ルパン三世」のアニメのほうしか知らなかったのですが、(笑)ご先祖ルパンは変装の名人で驚きました。決して人を殺さない、というところもいい。ただ途中で終わっている・・・・。続きが気になる・・・。(笑)2019/08/05