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ガンプ―魔法の島への扉

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037446505
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

魔法の〈島〉からロンドンの街に送られた4人の救出者たち。しかし、救いだすはずの王子はとんでもない少年だった。ウィットとユーモアに富んだ英国らしさあふれるファンタジー。

内容説明

九年に一度、九日間だけ開くガンプの扉をぬけ、ロンドンの街にやってきた四人の救出者たち。年老いた魔法使い、ひとつ目の巨人、植物をつかさどる妖精に小さなハグの女の子。彼らの使命は、赤んぼうのときにつれさられた“島”の王子を救いだすことだった。しかし、救いだすはずの王子はとんでもない少年だった。ウィットとユーモア、英国らしさのあふれるファンタジー。小学上級から。

著者等紹介

イボットソン,エヴァ[イボットソン,エヴァ][Ibbotson,Eva]
1925年ウィーンに生まれる。その後、ナチスの台頭によって家族でイギリスに移住。生理学を学び、科学者の夫と結婚したあと作品を書きはじめる。幽霊や魔法使いが登場するファンタジーで子どもから大人まで幅広い人気を集めている。Journey to the River Seaでスマーティーズ賞を受賞

三辺律子[サンベリツコ]
英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タカラ~ム

11
最近ハマってるエヴァ・イボットソン。今回は人間の世界で誘拐された王子を魔法の島から来た救出者が救い出すために奮闘する話。とそれだけ書くとありきたりの物語のようだけど、そこに様々な味付けを施してご馳走に仕立て上げるのがイボットソンである。本作でも、9年間甘やかされ放題に育てられたレイモンドの憎たらしさがハンパない。こんなに腹の立つ子どもはそうそういるもんじゃないよな。最後は予想通りの結末かもしれないけど、その安心感があってこそのイボットソンだと思う。2019/03/14

ヴェルナーの日記

7
キングスクロス駅、今は使用されない13番ホームの男子用トイレに秘密の扉があった。扉の向こうはガンプ。魔法の島に続く。そこは妖精や怪物、 人魚など不思議な生物に満ちている。島には王様の王女様が仲睦まじく暮らし、王子様が生まれたばかりだった。かつて地上で暮らしていた3人の乳母たちが面倒を見ることになったのだが、9年に1度、9日間しか開かれない扉が開かれた時、郷愁から扉を抜けて地上に出たが、そこで大事な王子様を誘拐されてしまう。 雰囲気が「ハリーポッター」に似ているけど、本作の方が先に出版されている。2013/02/07

がっしー

4
9年前に連れ去られた王子を救い出す話。途中ハリー・ポッター…とか思ったけど、本書が先だそうで。読みやすいファンタジー。2016/03/06

さくらもち

4
九年に一度、九日間だけ開くガンプの扉をぬけ、ロンドンの街にやってきた四人の救出者たち。彼らの使命は、赤んぼうのときにつれさられた“島”の王子を救いだすことだった。しかし、救いだすはずの王子はサイアクの少年で・・・。 2012/03/18

さら

3
魔法と不遇を強いられた登場人物が活躍するという具合に王道なファンタジーです。でも、心はスカッとするし、読ませる力が強くて、先が読めるからこそ、先を読みたくなるようなそんなお話でした。私は作中に登場する、キリフキという生き物が可愛いくて好きです。2011/01/06

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