内容説明
超LSIは、数万から百万個以上ものトランジスタを、指のつめほどの、小さなチップに組みこんでいます。チップはミクロン(1000分の1ミリ)単位に整然と区画され、そのなかをうごく電子が、ナノ秒(10億分の1秒)単位の時間で、正確に仕事をやりとげていくのです。〈ハイテク〉は、ミクロンの空間とナノ秒の時間を正確にコントロールする技術です。超LSIは、そうした〈ハイテク〉の世界を、もっともよく伝えるものといえるでしょう。
目次
小さな超LSIに本1さつ
トランジスタから超LSIへ
15年間で1000倍の能力に
小さいほどあらわれる特長
導体・半導体と電気のながれ
トランジスタのはたらき
ICはスイッチのあつまり
ICは、1か0かを記憶
ICの種類と応用
ふくざつになる回路の設計
目的にあわせた回路の設計
精密な作業工程の連続
0.00003ミリのズレで不良品
新しい材料でICを開発
夢の超高速ICの開発
ひろがる半導体の利用
未来をささえるIC
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