考えたことなかった

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  • サイズ 46判/ページ数 163p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784037273903
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

ある日、ネコに声をかけられた。
「わたしは、未来のおまえなのにょー。」
このままだと、おれの将来、たいへんなことになるらしい。

いったい、どうして?

知らないうちにさせられてる競争。
「ふつう」は男子がおごるもの?
おばあちゃんがなんでもやってくれる祖父母の家の「居心地の良さ」。

内容説明

ある日、颯太はネコに声をかけられた。「わたしは、未来のおまえなのにょー。」このままだと、将来、たいへんなことになるらしい。いったいどうして?知らないうちにさせられてる競争。「ふつう」は男子がおごるもの?おばあちゃんがなんでもやってくれる祖父母の家の「居心地の良さ」。ジェンダーバイアスと、どこかでつながりあった社会のしくみに気づいて考えはじめる男の子の物語。小学校高学年から。

著者等紹介

魚住直子[ウオズミナオコ]
『非・バランス』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。『Two Trains』で小学館児童出版文化賞、『園芸少年』で日本児童文学者協会賞を受賞

西村ツチカ[ニシムラツチカ]
漫画家。短篇集『なかよし団の冒険』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞)でデビュー。漫画作品に『北極百貨店のコンシェルジュさん』(文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

95
児童書。YA。『いいたいことがあります!』の兄妹本、兄編▽颯太はネコに声をかけられる「わたしは、未来のおまえなのにょ」このままだと、颯太は家族から見放され酒で体を崩し孤独死を迎える運命らしい。今までは学校と部活に一生懸命になっていれば、家のことは母と妹がやってくれた。祖父母の家にいくと祖父は威張り何もせず、祖母は颯太を甘やかしてくれる。それが当たり前と思っていたのに…▽初めてのジェンダーバイアスへの気づきと、変化への葛藤納得。自分のことは自分でやるのが当たり前。そうあって欲しい。良本。2022年刊2024/12/25

がらくたどん

73
前作『いいたいことがあります』で妹陽菜子が「おかしいよ」と気づいた家事分担の偏りを「不公平は自分が決めたわけじゃない」と憤慨していた兄颯太が謎のネコに「孤独死」の未来を予言される。男女の「ふつう」や競争の「しくみ」。不満満載だった陽菜ちゃんと違い「差し迫った不満を感じない」状況からの「それって当たり前なの?」の問い建ては、大人であっても相当に高難度。だって快適(多分)なんだから。預言者謎ニャンを起爆剤に、ザ・昭和な祖父母の関係性・ガールフレンドとの価値観のズレ・部活での葛藤を絡めてまずは促す。「考えて!」2023/01/30

とよぽん

56
前作「いいたいことがあります!」を昨日読んで、今日は続編の本作を借りてきた。中2の颯太の視点で書かれた、男女の役割分担の不公平に気づき、家庭や社会での在り方を考え直す物語。前作は小6の陽菜子の視点だったが、どちらも子どもの視点は純粋で素直で、これまで大人たちが慣習や惰性で見ないふりをしてきたジェンダーの問題や社会のしくみに率直に迫っている。読みやすくて面白かった。小学校高学年ぐらいから・・・かな。大人世代も読んでほしい。2023/11/18

ぶんこ

48
陽菜子さんには手伝わせるおばあさん。陽菜子さんのイラつきに覚えあり。色々思うことはあるものの、正直、女性に向いている、男性に向いていることはあると思う。そして女性でも女性に向いていると思われていることが苦手な人もいる。男の子を授かったら、育て方が大事かな。子どもの頃から家事に親しむ子になって欲しい。颯太君は素直が最高。おじいさんも孫の言うことを素直に受け止めたのが嬉しい。2023/02/05

tan

34
児童書。今は男女平等で男性も家事を手伝うのは当たり前という世の中ですが、子供としてお手伝い以上の家事をするのはちょっと大変かなと。でもおじいちゃん世代が今から家事をこなすのはもっと大変でしょうね。とは言え私が日中スーパーへ行くと60代以上のお父さんたちがお買い物をしている姿をたくさん見かけます。一昔前はお父さんの家事はごみ捨てが中心でしたがそれだけでは家事を手伝っているといううちには入れないんでしょうね。我が家も最近は各洗剤の補充や洗濯たたみなど「見えない家事」を旦那にやってもらっています。2023/01/29

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