出版社内容情報
クラスメイトとその家族の蒸発、不思議な青い目の少女、自分に宿る不思議な力への目覚め…。町になにかがおきている! 主人公の少年千明は、妹の理央と救護施設で知り合った田丸と3人で、原因究明に乗りだす。
内容説明
クラスメイトの仁科が、突然学校を休んだ。彼の家は荒らされ、家族全員がいなくなったという。そしてぼくは、駅前の商店街で青い髪の少女を目撃する。帰ってみると、ぼくの家が、跡形もなく消えていた…。この町は、ねらわれている。小学校高学年から。
著者等紹介
森川成美[モリカワシゲミ]
1957年東京都生まれ。2009年「アオダイショウの日々」で、第18回小川未明文学賞優秀賞受賞
田中達之[タナカタツユキ]
1965年福岡県生まれ。アニメーション監督、イラストレーター。映画『AKIRA』の原画、ゲーム『リンダキューブ』キャラクターデザイン(CANNABIS名義)、映画『Genius Party Beyond「陶人キット」』では、監督・作画・美術監督を担当した。近年では数多くの書籍の装画なども手がける。京都精華大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
20
★★★ 子供の頃に読んだら面白かっただろうな。2019/12/03
ねこ
7
蜂は敵に回したくない。こわいよ。2019/06/12
紅(mokomoon)
7
購入~ いつか来るかもしれない人としての責任忘れたくない スピード感あり希望も残してくれる素晴らしいご本です
サラサラココ
4
学校図書館で子どもが手にした本。SF。2023/02/23
けいねこ
4
全体的に、この作者の歴史物やファンタジーと比べると、設定が甘いと思った。表紙デザインからすると、ヤングアダルトかと思うのだけれど、その年頃でSFが好きだったら、もう一般書を読んでいるだろうから、この作品は物足りないだろう。40年前のジュブナイルSFならともかく、というのが正直な感想だ。好きな書き手なので、今後に期待したい。2019/04/02