出版社内容情報
中一の春から不登校になった千種は、ある夜、奇妙な夢をみる。そして、次の日から「不思議なものたち」の訪問をうけることに。
内容説明
中一の春から不登校になった千種はある夜、奇妙な夢をみる。そして次の日から、夢のとおり「不思議なものたち」がやってきて、千種は身の上話をきくことに…。小学校高学年から。
著者等紹介
さとうまきこ[サトウマキコ]
東京に生まれる。上智大学中退。『絵にかくとへんな家』で日本児童文学者協会新人賞、『ハッピーバースデー』で野間児童文芸推奨作品賞、『4つの初めての物語』で日本児童文学者協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
26
何か一つでもやりがいのあることがあれば、生き生きとして来るね。2016/07/11
のり
18
自分が本気で行きたいと思った学校じゃなかったからか、些細な事で不登校になった千種。クスノキの精霊が与えてくれた奇跡・・・、本当に途中までは良かったけどなぁ。最後がいきなりまとめようとした感じで終わってしまって肩透かし。せっかくファンタジーなんだから わかりやすく締めてほしかった。残念2016/07/29
7petit
11
前半の、家にいて時間をもてあましている様子や、自分や親へのイラつきや葛藤は、とても共感できる部分。中盤から訪れる来訪者達との絡みが、どういう風にラストにつながっていくのか楽しみにしていただけに、ちょっと残念な展開だった。でも、誰かとつながること、共感するやわらかい心を持つことが、千種にとっての最大の気付きだったのだから、良しとしよう!2014/01/21
みわ
5
不登校になってしまった中学一年生の千種。その千種の元へ、クスノキの精霊がつかわせた訪問者たちが次々とやってくる…。千種を変えることはできるのか。 どのように結末をつけるのか見ものでした。2014/03/30
まりこ
5
中学生の千種(ちぐさ)は学校に行けない。お母さんは「いまのあなた」とかいってはっきり言わないが、「ずっと不登校」なのだ。雨の日もいやだけど、天気のいい日はもっといや。家に閉じこもっていることを責められている気がするから。でも、千種だってこのままでいいなんて思っていない。変わりたい、と願っている。そんな千種のもとに「不思議なものたち」が訪れる。千種がカーテンをいっぱいに開ける日が来るだろうか。変わりたいと願った時には、もう変わり始めているのかもしれない。子どもも大人も、きっといつだって変われる。2013/08/29
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