オール・アメリカン・ボーイズ

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  • サイズ 46判/ページ数 361p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784037269807
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

黒人の少年ラシャドはポテトチップスを買いにいった店で万引きを疑われ、白人の警官から激しい暴行を受け入院する。それを目撃した白人の少年クインは、その警官が友人の兄のポールだと気づき現場から逃げた。事件の動画がテレビやネットで拡散し、ラシャドとクインが通う高校では抗議のデモが計画され、2人はそれぞれの人間関係の中で、揺れ動く自分の心をみつめることになる。
事件の当日からデモが行われるまでの8日間を、黒人作家のレノルズが黒人の少年ラシャドの視点から、白人作家のカイリーが白人の少年クインの視点から交互に描き、まさにアメリカの今を映し出す感動作。
ブラック・ライブズ・マター(BLM)の運動が大きなうねりとなっている全米で30万部を突破。
ウォルター・ディーン・マイヤーズ賞、アメリア・エリザベス・ウォールデン賞受賞作。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

内容説明

BLMの背後にあるリアルな現実。黒人少年を暴行する白人警官の動画が拡散し、若者たちは抗議のデモを計画する。黒人作家のレノルズが被害者の黒人少年の視点から、白人作家のカイリーが目撃者の白人少年の視点から、アメリカの今を描き出す感動作。ウォルター・ディーン・マイヤーズ賞受賞。アメリア・エリザベス・ウォールデン賞受賞。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。中学生から。

著者等紹介

レノルズ,ジェイソン[レノルズ,ジェイソン] [Reynolds,Jason]
1983年生まれ。“When I Was the Greatest”でジョン・ステップトウ新人賞、“As Brave As You”でカーカス賞、『エレベーター』でエドガー賞YA部門を受賞。その他に全米図書賞児童文学部門の最終候補に選ばれた『ゴースト』などがある。2020年、まだ30代でアメリカの児童文学大使に就任し、今最も注目されている若手作家の1人。ワシントンDC在住

カイリー,ブレンダン[カイリー,ブレンダン] [Kiely,Brendan]
1977年生まれ。デビュー作“The Gospel of Winter”がカーカス・レビューによる優れたYA作品に選定され、アメリカ図書館協会による年間YA小説10作品に選ばれるなど、新進作家として期待を寄せられている。ニューヨーク市在住

中野怜奈[ナカノレイナ]
1983年東京都生まれ。津田塾大学大学院イギリス文学専攻修士課程修了。学校司書として勤務しながら、ミュンヘン国際児童図書館の日本部門を担当。国立国会図書館国際子ども図書館では非常勤調査員として翻訳業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

80
これからパーティーに行くことを楽しみにしていた黒人の少年が、立ち寄ったコンビニで万引き犯と疑われ、訳も分からないままに白人警官に暴行された。この作品は、暴行を受けた黒人少年とそれを目撃していた白人少年のパートからなっている。こういった事件は、黒人側、白人側、どちらか一方の立場で書かれることが多い。だが、どちらかだけで書いたのでは、すべての人の共感を得ることはできないと作者たちは考えた。特に、自分は差別などしてはいないと考えている人々に、それでも差別はあるのだと、気付いてほしいと考えているのだ。2021/01/04

ずっきん

73
無実の罪で警察官に大けがを負わされた黒人少年ラシャド。現場に居合わせた白人少年クインは、激しい暴力をふるう警官が家族同様のチームメイトの兄だと気づき、逃げ出してしまう。BML運動の背景にあるものを、ふたりの少年の独白で語っていく。熱い。ずっと読みたかったんだけど待望の翻訳。2021/08/04

ゆのん

63
無実なのに白人警察官に暴行された黒人青年。それを目撃した白人青年。それぞれの視点から物語は進む。『人種差別』と聞いても私の身近では日常で見聞きする事と考えるとTVでの報道が一番最初に頭に浮かぶ。日本でも『差別』が全く無い訳ではない。今回の物語の様に大怪我を負うとか、命を失う事は無いにしても。自分自身も『差別』なんてしない、してないと思っていたが果たして本当にそうだろうかと自問した。見ないようにしているのでは?見ても気付かない程、無関心なのでは?深く考えさせられる内容だった。2482020/11/05

かおりんご

31
児童書。YAになるのかな?黒人の少年と白人の少年の話が交互になって、それぞれの視点で語られる。ちょっとスイカ泥棒を思い起こさせる流れ。本当は悪いことなんてしていないのに、黒人だからと差別されている風潮は、残念ながらいまだにある。日本人には身近ではない黒人差別だけれど、差別について考えるよいきっかけになるのではないかと思う。2023/01/17

ひさしぶり

31
YA 万引きを疑われ白人警官に暴行を受ける黒人少年ラシャッド、それを目撃する同じ学校同じバスケチームの白人少年クイーン。ラシヤツドに拳を振り上げたのはクイーンの親友で慕っていた兄さんだった。白人支配の街が数年で少数占有となり両者の軋轢が表面化、black lives matter問題を身近に両方の側から考えさせられる。作中「まともに取りあってもらうには、死ななきゃダメだってのか?」「あなたは、気が向いたときに好きに殴れるサンドバックなんかじゃない!」デモのダイ・インと黒人の死亡者リストの読み上げが印象的。2022/09/27

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