出版社内容情報
チャーリーは家族からはなれて、たった一人、いなか町のコルビーにやってきました。事件をおこした父親が拘置所にはいって、精神が不安定な母親も子どものめんどうがみられないので、姉さんのジャッキーともはなればなれになって、一度も会ったことのないおばさん夫婦にひきとられたのです。
一番星や、四つ葉のクローバー、雨の中をとぶ鳥など、毎日なにか幸運のしるしをみつけては、願いごとをするチャーリー。
近所で見かける、やせたのら犬に自分と似たものを感じて、なんとかつかまえて飼いたいと思ったチャーリーを、クラスメイトのハワードが手つだってくれるようになります。
家族からひきはなされ、怒りとさびしさから、かたくなに自分にとじこもっていた少女が、その気持ちを理解してくれる人たちの中で少しずつ心をひらいていき、自分のほんとうの願いを知るようになる物語。
児童図書作家画家協会(米国)・クリスタルカイト賞受賞作。
内容説明
「あたしの帰る場所はどこだろう?」やせた、のら犬のウィッシュボーンに自分をかさねるチャーリーは、毎日、かかさず、幸運のしるしをみつけては、ある願いごとをしていた。児童図書作家画家協会(米国)・クリスタルカイト賞受賞作。小学校高学年から。
著者等紹介
オコーナー,バーバラ[オコーナー,バーバラ] [O’Connor,Barbara]
1950年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州生まれ。サウスカロライナ大学を卒業後、UCLAで児童文学の創作ゼミを受講して作家への道を進む。『犬どろぼう完全計画』でウィリアム・アレン・ホワイト児童文学賞、『ほんとうの願いがかなうとき』でクリスタルカイト賞を受賞
中野怜奈[ナカノレイナ]
1983年、東京生まれ。津田塾大学大学院イギリス文学専攻修士課程修了。翻訳作品に『さよなら、スパイダーマン』がある。学校司書として勤務しながら、ミュンヘン国際児童図書館の日本部門を担当。国立国会図書館国際子ども図書館では非常勤調査員として翻訳業務に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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