内容説明
とうさんとかあさんが旅行に出かけてしまって、リッペルはヤーコプさんとおるすばん。おそくまでこっそり読んでた本を、ヤーコブさんにとりあげられてしまったリッペルは、なんとお話のつづきを毎晩夢でみるようになったのです。なかよしのエシュケおばさんにいわせると、そんな夢を〈つづき夢〉っていうんだそうです。日常と夢が、たくみに織りこまれてくりひろげられるゆかいな物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
9
両親が一週間留守をする間、リッペルの面倒をみるようにと雇われたアルバイトのヤーコブさん。 したい放題のとんでもない女性でした。 でも、彼女に取り上げられた本が夢の出発点。 現実が混在する夢を見続けたのは、リッペルのヤーコブさんへの対抗心でした。 物語として、とても面白い構成になっていて、本の中の一週間があっという間に過ぎてしまいました。2016/01/15
おはなし会 芽ぶっく
7
覚書 『司書と先生がつくる学校図書館』より6年生向け。2021/03/29
結愛
1
縣千さんがお気に入りというので読んだ本。 ひらがなが多く読むのに時間がかかった。 リッペルは頑固な子だと思う。2018/09/27
菱沼
1
図書館のリサイクル本放出で入手。ドイツと日本の家族観の違いがおもしろい。子どもをとても大切に思っていても、夫婦が自分たちを優先させ、子どもも納得したりする。しかし、留守番役の人選はおおいに誤った。外国人への偏見や、学校事情のありかたもうかがえた。2015/12/04
かしこ
0
リッペルもなかなか頑固な子だと思う。移民がテーマの話、ヨーロッパには多いな。2017/12/21