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出版社内容情報
落語や昔話のもとになった奇人変人が登場する話を厳選。イラストをメインに、解説と平安京マップもついて古典のおもしろさが実感できる。
内容説明
数ある古典のなかから、落語や民話のもとになった話を選び、イラストをメインにやさしい語り口で紹介しました。敬遠されがちな古典を楽しみながら読んで、その世界を再発見することができるでしょう。古典に興味をもつ“きっかけづくり”に最適のシリーズです。小学校中学年から。
著者等紹介
面谷哲郎[オモヤテツロウ]
1940年東京生まれ。京都大学卒。筑摩書房在社中より、児童向けの創作童話や昔話を月刊誌中心に発表
水野ぷりん[ミズノプリン]
武蔵野美術大学油絵科卒業。イラストレーター。絵本では、民話、昔話を中心に作画。近年は映像の原画も手がけ、また、画家として、日本の古典文学、怪談、能などの日本画作品でも知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろ
15
シリーズ我が家では2冊目。4話各10分くらい。9歳男児は「大食らいの貴族」(「古今著聞集」)がお気に入り。大きな銀の鉢が出て来る場面で毎回「ぅわあ。」,そして「ざぶりざぶり,…」でクスクス。最後は「医者は根気強く指導しなくちゃだよね~。」と医師の不甲斐無さに母子で憤る。「火事がありがたい」(「宇治拾遺物語」)は聞いた事あると思ったら,芥川龍之介「地獄変」と出処同じらしい。「怪力女房」(「日本霊異記」)はスカッとする。「夢を楽しむ」(「発心集」)は昔話らしいラストだけど,うぅ~ん。最後2行なくていいなあ。2017/10/27
あおい
12
日本霊異記、古今著聞集、宇治拾遺物語、発心集をもとに書き直された面白い4つの話。優しいが実は怪力の女房が横暴な上司を懲らしめる「怪力女房」が楽しかった。2017/05/19
ヒラP@ehon.gohon
7
Sこども食堂で読み聞かせしました。2024/09/14
ムーミンママ
2
「日本霊異記」や「古今著聞集」を知るきっかけにもなるし、面白い話が選ばれていると思った。ただ、言葉だけで十分楽しめるお話なのに、絵に面白みを任せようとし過ぎているようにも感じた。2015/04/11