出版社内容情報
くらしと食べ物に関する落語を10作品取り上げ、子どもむけ台本に観賞のポイントや江戸文化の解説をつけた子どもむけ落語の本。
内容説明
落語は、噺のなかに出てくる人物を一人で演じる日本の伝統話芸です。熊さん、八つぁん、ご隠居、与太郎、金坊に幽霊!?個性豊かな登場人物を生き生きと演じてみましょう。噺を覚えてちょいと一席。たちまちみんなの人気者です。江戸の文化も学べる子どものための落語シリーズ決定版。小学校中学年から。
目次
庶民のくらし・大名のくらしがよくわかる噺(長屋の花見;粗忽の釘;たらちね;目黒のさんま;紀州)
食べ物が出てくる噺(時そば;まんじゅうこわい;ちりとてちん;千両みかん;青菜)
著者等紹介
古今亭菊千代[ココンテイキクチヨ]
落語家。1984年、古今亭圓菊門下に入門。1993年、女流初の真打昇進、古今亭菊千代を襲名。2001年、朝鮮民主主義人民共和国と韓国にて世界初のコリアン落語『松山鏡』を披露。古典落語だけでなく、手話といっしょに楽しむ落語や創作落語も手がける。現在4か所で落語教室も開催中。2002年、東京拘置所の篤志面接委員を任命され、月一回の話し方教室や全国の矯正施設訪問演芸を実施
水野ぷりん[ミズノプリン]
武蔵野美術大学油絵科卒業。広告代理店勤務後、独立。イラストレーターとして活躍。絵本では、民話、昔話を中心に作画。近年は映像の原画も手がける
車浮代[クルマウキヨ]
時代小説家。江戸文化、特に浮世絵と江戸料理に造詣が深い。映画監督の故・新藤兼人氏に師事し、シナリオを学ぶ。第18回シナリオ作家協会大伴昌司賞大賞受賞。国際浮世絵学会・日本ペンクラブ・日本旅作行家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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