出版社内容情報
ナチスの強制収容所で、15歳の短い生を終えたアンネ=フランクの生涯をあますところなく伝えた感動ふかいノンフィクション!ユダヤ人と追害されながらも、明るく強く生きたアンネの足跡を克明に追った初めての伝記。 全国学校図書館協議会選定、基本図書 小学上級から
「アンネの日記」の筆者の短い生涯を追った感動ふかいノンフィクション!! アンネの足跡を追った初めての伝記です。 小学校高学年から
内容説明
ナチ・ドイツのユダヤ人迫害により、15歳の「生」を終えたアンネ・フランク…。短く悲しいその生涯をあますところなく伝える感動ふかいノンフィクション。小学上級から中学生向。
目次
しあわせだった日々(少女アンネの誕生;父オットー=フランクのおいたち;おそろしい足音が;のろわれた血;わたしもユダヤ人です ほか)
かくれ家のアンネ(信頼できる人たち;回転本だな;屋根裏べやのふたり;死のサイレンが…;『小ぐまのブリュリー』―アンネの童話;最後の日 ほか)
夜と霧への道(不幸は靴から;赤ちゃんのために;再会;アンネの日記 ほか)
アンネ=フランク略年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
舞
18
こちらも小学生の頃に読了。衝撃を受けた。そんなことが許されるのか、と。 でも勇気も彼女からもらえる。理解のできる年齢になれば、ぜひ、小学生のうちから読んでほしいアンネの本。
みとん
6
小学生の時、初めて『アンネの日記』を読んだ。当時は伝記にハマっていた気がするけど、誰の伝記よりも衝撃的だったのを覚えている。年齢が近かったからだろうか?今回は、光村の6年生の教科書で紹介されている本として、勤務している小学校の図書室に購入した。アンネと同じくユダヤ人として強制収容所の経験がある作者が書いた『砂のゲーム』も同時に購入したので読んだけど、『アンネ』の方が読みやすくて、いいな。何度読んでもアンネは魅力的な女の子だと思う。キリスト教ではないけど、聖女のよう。こどもたちにもぜひ読んでほしい。2015/11/24
たつや
4
別の版で読んでいるが、図書館で手にした。ウクライナ侵攻中、平和を思うと胸が痛い。生き残ったオットー氏が出版する事によってアンネの夢が叶いはしたがやるせない。ミープ達が隠していた日記が秘密警察に見つからず本当に良かった。2022/09/30
猫の恩返し
2
読んでからドイツが嫌いになりました。
たかはし
1
子ども向けにわかりやすい文章でかかれた一冊。アウシュビッツには死ぬまでにいつか必ず訪れたいと思っていたが、叶うならアンネの「かくれ家」やベルゲンベルゼンにも行ってみたい。2019/05/21