内容説明
鉄道も通らない海辺の村に住む二郎はある夏、都会からやってきた少女、夏生と出会う。あざやかによみがえる、人生を変えたひと夏の物語。児童文学の名手、斉藤洋の初期傑作を新装版にて待望の復刊。小学上級から。
著者等紹介
斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都に生まれる。中央大学大学院文学研究科修了。現在、亜細亜大学教授。1986年『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞を、1988年には、その続編『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞
小林系[コバヤシケイ]
ゲームのコンセプトデザインやアメリカのスーパーヒーローコミックを描くなどの活動を経て、イラストレーション集『notebook』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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元気
1
思ったより面白かった。海外の児童書と違う感じ。夏の思い出可愛いし、海近くの田舎の雰囲気よかった2024/11/01
裕由
0
児童文学ですね。舞台は伊豆半島かな?東急の重役かな?とか思いつつ、たまにはこのような爽やかな小説がいいですね。2017/05/04
yaemon1950
0
表紙絵が話の内容を端的に表しています。一枚の絵のような話です。2012/09/02
叔嗣(しゅくし)
0
表紙イラストに惹かれた。田舎の少年と都会の少女の夏の思い出。すっきりと終わるので、たまにこんなお話を読むと心が顕れます。2012/08/10