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偕成社文庫
カリオストロの復讐

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  • サイズ B6判/ページ数 342p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784036525706
  • NDC分類 K953
  • Cコード C8397

内容説明

ラウールことルパンはパリ近郊の別荘地で大金を所持する老人の動向をうかがっていた。しかし老人の姪が殺害され大金も消える。犯人と目される青年建築技師フェリシアンにルパンは関心をもった。青年こそ幼時に誘拐されたルパンの息子ではないだろうか?カリオストロ伯爵夫人の復讐の前に孤立したルパンの苦悩は深まる。小学上級から。

著者等紹介

ルブラン,モーリス[ルブラン,モーリス][Leblanc,Maurice]
1864年フランスのルーアンに生まれ、少年時代に文豪フロベールと親しく接した。はじめ心理小説を書いたが、1905年「ジュ・セ・トゥ」誌にルパンを初登場させて大評判を博し、以後『813』『金三角』『虎の牙』など主にルパンものを発表。魅力的なルパン像、推理と冒険話により今日に至るまで世界的な読者を得る。1941年没

長島良三[ナガシマリョウゾウ]
1936年東京に生まれる。明治大学仏文科卒業。フランス文学の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たなかか

2
カリオストロ伯爵夫人から 最後の最後は予想外。 息子が出てくる設定はびっくり2016/01/17

2兵

1
本作は実質怪盗アルセーヌ・ルパンシリーズ最後の作品ともいえる物語である。しかし、ルパンも50歳間近になり、若かりし頃に見られた、大冒険を繰り広げたり、美女との大恋愛を行ったり、凶悪な人間と対決したり…といったような血湧き肉躍る要素は、今作では残念ながらあまり見られない。作者ルブランもこの頃は晩年であり、体力的にも精神的にもしんどかったのかもしれない。今作のルパンは、フェリシアン、フォスチーヌ、ロランド、そしてジェロームら若者たちの恋の行方を年長者として見守る、いわばメンターのような役割を務めており、2023/03/31

RINKO 秋の夜長

0
ルパンシリーズ第二十四巻。 『カリオストロ伯爵夫人』の続編。南陽一郎版だと最後の冒険とされていて、次の『最後の事件』がイマイチなのと、『ルパン最後の恋』が未完なのを考えると、実質ルパン最後の話である。 最初にルパンから、私はいつも女性を追い回し、かつモテモテだと思われているが、実はそうではないときもある、という告白から始まるが、最後まで読んで見事ズッこける。ルパンらしい作品である。2021/01/29

(ま)

0
息子か否か クレール??2019/08/06

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