出版社内容情報
孤児になったエミリーは、父方のおばに引きとられ、新しい生活を始める。「赤毛のアン」の作者が贈る、もうひとつの青春物語。 小学校高学年から
内容説明
エミリーは、ウイザー屋敷で大おばさんたちの話をきいて、イルゼのお母さんの秘密を知り、胸をいためていた。はしかの熱でいったエミリーのうわごとが、その秘密の意外な事実を明らかにした。海辺で助けてくれたディーンや新しく学校にきたカーペンター先生という理解者を得て、エミリーは詩や文を書きつづける決心をする。「赤毛のアン」の作者が贈る、もうひとつの青春物語。
著者等紹介
神鳥統夫[カンドリノブオ]
1931年中国東北部生まれ。東京大学経済学部卒業。児童書の編集を経て、英米文学の翻訳に活躍
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
4
続きの「エミリーはのぼる」早く読みたいです。2012/04/13
りんご
3
再読。ひとつひとつのエピソードがどれも面白く、飽きませんでした。エミリーの中にある、「書かずにはいられない」という衝動。分かるなぁ。続編もあるようなので、読んでみたいです!2014/01/06
マリー
2
久しぶりに読んだエミリー、まさに私自身の話を読んでいるようで、改めてエミリーが大好き、この本が原点なのを感じました。この本を読んでいる間は辛い現実を忘れて、プリンスエドワード島の小さな女の子になれました。続きの「エミリーはのぼる」も同じ訳者のを読んでみたいです。2014/12/16
せいら
1
完結! エリザベスおばさんが少しだけれどエミリーに寄り添ってくれるようになり、安心しました。わたしはすっかりエミリーのことが好きになってしまったため、これを読んだあとは夜風にあたるのが好きな自分のことを“エミリーと同じだ”と嬉しく思っております。2020/09/17