偕成社文庫 検察側の証人 ほか―アガサ・クリスティ推理コレクション〈５〉

クリスティ，アガサ【著】/茅野 美ど里【訳】

偕成社（1997/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 201p／高さ 19cm
• 商品コード 9784036522408
• NDC分類 K933
• Cコード C8397

出版社内容情報

最後のどんでん返しがあまりにも有名で映画化もされた「検察側の証人」ほか，　「リスターデール卿の謎」など全４編を収録。　　　小学校高学年から

内容説明

法廷劇の傑作として読みつがれている名作「検察側の証人」、オカルト現象をあつかった「アーサー・カーマイケル卿の奇怪な事件」、人の運命のおもしろさを描いた「リスターデール卿の謎」、「ジェーンの就職」の４編を収録。～小学上級から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[assam2005]

「検察側の証人」を読んでみたくて手に取りました。この本自体が児童書として翻訳されているせいか、説明がしつこくて余計にややこしく読みづらい。児童書化がむずかしかったせいか、翻訳自体がダメなのか、それとも翻訳モノが苦手な私が読んだせいか。大人が読んで分かりにくいのだから、子供が読んで面白いと思えるかどうか…。短編4話収録されていたのですが、どうもハマらない。「検察側の証人」だけでも大人版で読まなきゃ、どうも納得いかないわ。クリスティ好きなのに。というわけで、「検察側の証人」別バージョン探さねば。

2018/09/05

[Keystone]

「代償」に登場したアガサクリスティの一冊。あとがきを読むと今度は映画が見たくなりました。

2014/08/30

[ななよ]

★★★☆☆ アガサクリスティの作品が気になってはいたが、大人向けだと難しいかなと図書館でこちらの児童書を借りてみた。話の内容は面白いのだが、私は外国の人や場所の名前を把握するのが苦手なので、メモを取りながらでないと分かりづらかった。でも他の方の感想で「この児童向けの訳本ではアガサクリスティの良さは伝わらない」というものもあったので、いつか大人向けのアガサクリスティも読んでみたいなと思った。 「検察側の証人」が一番ハッとしたかな。話の内容は全部面白かったです。

2021/03/31

[suga]

図書館に子供向けのものしかなくて…。本来の文章を優しく噛み砕いて大筋だけを残しているので、読んでる時のドキドキワクワク感やオチの衝撃が完全に消えてます。これでは大人はもちろん、子供が読んでもアガザのおもしろさは伝わらないかも…。★

2010/05/29

[H]

2022年3月21日以前の読了本

2022/10/04