出版社内容情報
事故から救い出されたレミは、さらに旅を続け自分の出生の謎を解き、実の母親と再会する。読み継がれている古典名作の完訳新版。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
なぜか上中下巻の下巻だけ登録忘れ。2022/06/30
北風
7
泥棒一家のやりたいことがよくわからなかったけれど、ピンときた。なんてこったの連続に、お人好しのレミにマチア同様もどかしかった。それにしても、なんてドラマチックな展開。流しの芸人から、炭鉱夫に身をやつしたり、あんなところまで身を落とすなんて……。最終章の展開を考えると、一人称がわたしでも、違和感なかったのかな。しかし、やはりヴィタリス一座のことを考えると、残念。あのじいさんが最期までいてくれたらよかったのに。2016/05/15
三毛猫メリー
4
養母に再会を果たしたレミは、自分を両親がさがしていることを知る。マチア、カピと共にイギリスに渡り家族に会うが・・・ 幸せな結末で終わると知っていても、いろいろな出来事にハラハラしました。18-1042018/11/22
kagetrasama-aoi(葵・橘)
4
なんという大団円、児童文学はこうあるべきですよね!上巻・中巻と気を揉みながら読み、この下巻も途中まではもうもう先が気になって堪りませんでした!(結末は覚えていましたが、細部は忘れていたところも多かったので。)ヴィタリス親方だけは残念でしたが、古臭い言い方ですが、レミの心にしっかりと生きていると思いました。最後の章のカピの姿が幸せの象徴です。時代を生き抜いた名作って感動を齎せてくれること実感しました。2017/10/20
ひゆり
4
信じがたいほどの困難ばかりがレミにふりかかり、その間に出会う仲間の絆がきれいだと思った。土地の名前や、主人の子どもへの待遇、警察に対しての民衆などから時代が見えておもしろい。2015/02/25