出版社内容情報
フランスで出版され大好評を得たシリーズ。わんぱく小学生ニコラとクラスの仲間たちがくりひろげる、痛快ないたずらと笑いの数々。 小学校高学年から
内容説明
わんぱく小学生ニコラとクラス仲間たちがくりひろげる痛快ないたずらと笑いの数々…。人気マンガ家サンペとユーモア作家ゴシニのコンビで贈る楽しさバクハツの全５巻。小学上級以上向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おぎわら
16
フランス語のテキストを読んだが、原文だけでは正直読み切れない部分もあるので部分的に併読した。プチ･ニコラ1950～60年代にフランスの子供たちに人気を博した児童書のシリーズ。10年ほど前に映画化されたが、これがとても出来がよく楽しい作品だった。偕成社文庫のシリーズは既に絶版になっているが、古本屋ではよく見かける。96年の発刊で、それほど古くないのだが訳が何となく古臭い。ただそれが悪いかというとそうではなく、昭和の(フランスだが)香りを漂わせていて悪くない。全編に漂うとぼけたエスプリは大人の読者にも楽しい。2018/03/23
那生
3
フランスの小学生ニコラの目から見た仲間や親、先生たちとの愉快なショートストーリー。仲間となぐりあいをし、親に怒られるの恐れ、先生を困らせるわんぱくな日常が平易でユーモアあふれる文章で綴られています。ある意味理想の子供像だなと感じました。挿絵が非常に可愛らしいです。2011/09/16
ぷるぷる
2
いたずら好きな元気な子どもたちを描いた仏産コメディ。言葉の問題か国民性の違いか、ちょっと笑いの壺が違うようではあるがその楽しさは十分伝わってきます。20くらいのお話が詰まってますが、どれもオチがなかなかイイです。パパと西部劇ごっこやる話、ニコラ以上に凄い女の子と遊ぶ話、優等生だけど嫌われ者のアニャンの家で遊ぶ話が面白かった。周りの破壊っぷりは日本のギャグマンガ顔負けである。挿し絵がまた最高に可愛らしい。フランスっぽくちょっとオシャレな感じがする。 2015/06/05
ふくこ
2
シリーズ１冊め？ﾆｺﾗから見た彼の友達、親、学校の話。「さぼってみたけど」はきっと心当たりがあるはず。2011/09/20
ヒラP＠ehon.gohon
1
小学校のニコラが、理屈抜きに破天荒で、純粋で、いかにも子供らしく、生き生きと学校生活を楽しんでいる姿が描かれています。 子どもであっても、親や友だちとの駆け引きを真面目に考えているところが笑えますが、とても微笑ましく感じられました。 シリーズ第１作。 次が楽しみです。 2014/08/23
