出版社内容情報
伝説の山・クロヤマで,良枝が花畑を見つけたことから大騒動になり……。自然と人とのかかわりあいを考えさせる傑作児童文学。 小学校高学年から
内容説明
ムンジャクンジュって、いったいなんだ?毛虫のように見えるけど、ふわふわしてぬいぐるみみたい。いいにおいがして、人なつっこいところもある不思議な生きもの―。伝説の山・クロヤマで良枝が花畑を見つけた日から、やがて大騒動が持ちあがってゆく十五日間の物語。自然とひととのかかわりあいを考えさせる傑作児童文学。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねむねむあくび♪
50
読トモ。さんの感想をみて図書館で予約♪(^o^)ワクワクした~((o(^∇^)o))これは自分が小学生の時に読んだら夢中になっただろうな♪(*^^*)ジュブナイルのお手本のような良作。今の子供たちは読んでるのかなぁ…(^_^;)))あとがきのデビュー秘話に、神戸の子供の本の専門店のひつじ書房が関わっていたことが興味深かった。2014/04/15
takaC
31
これがデビュー作か。そりゃ固定ファンを得るだろうね。2012/08/15
onions55
14
真っ黒でフワフワの生き物、ムンジャクンジュ。毎日花を食べてはどんどん大きくなる。正体は何だったのか、、、 このムンジャクンジュを通して子供達の結束力が高まっていきます。小学生ながらに中々行動力があり、播州弁も逞しく聞こえます。E.T.のようなクライマックスシーンもハラハラしながら読みました。担任の川村先生の物分かりの良さがいいなぁ。話の舞台が、夏休み前の学校ってところも良い! ちなみにこの作品が岡田淳さんのデビュー作でした(^^)2016/07/12
頼ちゃん
8
不思議だけど、奇想天外ではないのがいい。クラスで団結、小学校時代を思い出しました。最後もなんか素敵です。2016/10/01
大塚Q
7
子供達は先生が自分達を信じてくれた事を嬉しく思い、先生は子供達が誰ひとり欠けず協力しあった事を嬉しく思い、私は先生がそういう気持ちで生徒を見守ってくれていた事を嬉しく思った。たった15日間の不思議な話。2010/10/15