出版社内容情報
英米の古典怪奇物語として特にすぐれた作品「猿の手」 「夜の声」 「故エルヴシャム氏のおぼえがき」 「サノックス卿夫人」など7編収録。 小学校高学年から
内容説明
願いごとが叶えられるたび、その代償として恐ろしい報いをうける「猿の手」、遭難して、ふしぎな島のきのこを食べたばかりに世にもおぞましい姿に変身してしまう男女の悲しいラブストーリー「夜の声」、黄泉の国をさまよう男が描いた「アウル・クリーク橋」など英米の古典怪奇物語として特にすぐれた作品ばかり。七つの夜の七つの恐怖をおたのしみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
13
#日本怪奇幻想読者クラブ 再び子供向けの怪奇アンソロジー。殆どが既読だが、字が大きくてすこぶる読みやすい事に気づき、老眼向けでもあることが分かった。字は大きいが内容は原作のまま。実に快適。この体の本がもっと増えてほしいと思う程。WWジェイコブス「猿の手」は言ふべきにもあらず。WHホジスン「夜の声」マタンゴの元ネタ。HGウェルズ「故エルヴシャム氏のおぼえがき」初読。途中出てきたアイテムがほったらかしになったのが気になる。何しろ相手が頓死してしまったとあってはやむを得ないのか?(つづく)2019/06/23
timeturner
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「小さな顔(The Yellow Imps)」トーマス・バーク/坂崎麻子訳のみ読了。子ども向けに表現をやさしくしているけれど、構成そのものは前置きを削除しただけで変わっていない。偶像神が途中から根付に変わるのはおそらく作者の勘違い。高見訳ではあえて偶像神で統一していたが、こちらでは原文に忠実に訳してあるので不可解になっている。難しいところだなあ。2013/02/02
a
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W・W・ジェイコブズ「猿の手」/H・G・ウェルズ「故エルヴシャム氏のおぼえがき」/アンブローズ・ビアス「アウル・クリーク橋」/ブラム・ストーカー「判事の家」…他。2012/12/27
きりだんご🐱新潮部
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●ブックオフ2009/11/07