出版社内容情報
コゼットの愛するマリウスを救おうと、自由蜂起軍のバリケードにはいるジャン。戦い傷ついたマリウスを背負い、逃げるジャンのまえに現れたのは、刑事だった??。 小学校高学年から
内容説明
お互いに深く愛しあっていることを確かめたコゼットとマリユス。強欲の化身テナルディエ夫婦の娘でありながら、無垢な魂を持ち、ひたむきな愛情をマリユスに捧げるエポニーヌ。最愛のコゼットのために、マリユスを命がけでたすけるジャン・ヴァルジャン。1832年にパリの市内でおこった市民による反乱を背景に、これまでの登場人物すべてが、ダイナミックに交錯、物語は大団円をむかえる。『ああ無情』として、あまりにも有名なユーゴーの大作『レ・ミゼラブル』。この作品の主人公は一人ではありません。パリの市民たちがそれぞれの立場で描かれ、読む者に、自由とは?人間の尊厳とは?を強く訴えかけます。小学上級以上向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
32
『ああ無情』ミュージカル原作完結。2018/01/28
Tadashi_N
10
最後に理解しあえてよかった。2025/05/10
laki☆
4
それぞれの運命の末路…人々の気高さが美しく尊い。特にガヴローシュ、エポニーヌのエピソードには胸が締め付けられる。テナルディエのような悪人も、そんな風にしか生きられないのだろうと思うと心底憎めはしない。彼もまた必死に生きている一人なのだ。『ああ無情』の四文字が何度も頭をよぎったが、感想をふまえ例えるなら…真っ暗闇の中、小さくとも力強く輝く宝石を見つけられるような物語☆2020/09/30
☆やす
3
ついに3部作読了。なんともキレイな『転結』。児童書だからなのか?別の出版社の同書もいつか読むこととしよう。普遍作はやはり良いものですね。2023/09/01
えで
1
小学生の頃、ちゃんと読了したうちの数少ない一冊
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- 和書
- きりのまちのステパン