出版社内容情報
授業中12時のサイレンが鳴ると,きまって賢のまわりには見なれた教室の風景が茨だらけに…。スリリングなファンタジーの世界。 小学校高学年から
内容説明
授業中、12時のサイレンと同時に賢がはいりこんだ不思議な世界―そこでは、だれもが茨にまかれて身動きすることもできなかった―学校を舞台にくりひろげられるスリリングなファンタジーの世界。小学上級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
31
これは良かった。大人的に言うなら良作。6年生くらいの子どもたちに読んでもらいたい。そして感じ取ってもらいたい。2012/07/14
Te Quitor
13
学校内の冒険。クラスメイトの内面は「おまけの時間」での姿に表れているのかもしれません。…「茨」については色んな見方が出来るでしょうが、児童書なので深読みは禁物ですよね。子供時代に戻って自由な世界を味わえました。大人になる前に「おまけの時間」を経験しておきたかったよ。(毎度毎度思うけど)岡田作品、子供の頃に読みたかったなぁ。そして、毎日「おまけの時間」を楽しみに空想をしながら過ごしたい…。岡田さんの創り出す楽しい時間は、何だか心地良いのです。2013/04/13
ひめか*
8
岡田さん大好き♪絵も自分で描いていらっしゃるんですよー! 登場人物一人一人の個性が出てます。私も小5くらいのときに読んだと思います。今の小学生におすすめしたいです!2012/08/11
カヤ
6
おまけの時間っていう言い回しが好き。夢が現実を凌駕していきそうで読んでいてこわかった。あと、閉じた世界のようでいて登場人物のおおさにおどろいた。2016/08/13
サラサラココ
5
子どもが偕成社文庫目録で見つけたて早速読んだ。学校が舞台のファンタジー。2022/03/31