出版社内容情報
入れ替った王子とこじきが,それぞれの世界で生き,人々とのふれあいの中で人間的成長をとげた後再会するまでの冒険物語。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りゅりゅ
3
下巻は完全に王子が主役。読む前はもっとこう、下々と王宮の暮らしぶりの差を知ってそれを知性に活かす的な話なのかと思っていたが、王様の権威は強かった。これはこれで時代性がわかって、おもしろい。2019/07/10
けむりの猿c((•ω•))ɔ
1
「トム=ソーヤーの冒険」(1876年)「ハックルベリー=フィンの冒険」(1884年)の間に書かれた作品。(1881年) 両作品に劣らぬ名作。恐怖したときに手のひらを外に向けて顔を覆うトム・キャンティの癖。王子しか知らない御印章の在処。見事な伏線回収でした。身代わりに鞭に打たれたヘンドンにエドワードが「英国王エドワードが汝に伯爵の位を授ける」ここ感涙😭中世のイギリスが舞台なので残酷なシーンも多いが端折らず暈すこと無く訳されてたのは良かった。しかし平仮名の多さに辟易した😞💦漢字にフリガナで良いのに…。2020/12/24
ピコ
1
やはり借り読した村岡花子さんの伝記の中に確か、村岡さんが「王子とこじき」の面白さに夢中になり、吉屋信子さんにも伝播して…的なくだりがあり、読みたくなったわけで。そりゃハマるわ!2013/08/18
チクタク
1
下巻。結構BLだった…。2012/09/29