偕成社文庫<br> 大造じいさんとガン

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偕成社文庫
大造じいさんとガン

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784036506200
  • Cコード C8393

出版社内容情報

老狩人と誇り高いガンとの心あたたまる交流を描いた表題作のほか「熊野犬」など,野生の動物たちを生き生きと描いた珠玉の13編。   小学校高学年から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーちゃん

21
小学校4年生のときの教科書に掲載されていたのを思い出します。雁狩りの名人 大造じいさんと、雁の群れの頭領 残雪(ざんせつ)との戦いを描いた物語。残雪はとても賢く、大造じいさんの仕掛けた罠を悉く見破り、群れを守ります。敵であるはずの大造じいさん、そして読者は、そんな残雪の姿にしだいに心を打たれるのです。自然に生きるものと、それを尊ぶものだからこそなし得るすがすがしいまでのフェアプレイ。悲話も多いですが 椋鳩十の動物ものは、動物好きならまず読んで損はないでしょう。2012/10/24

17
仲間のためにいつも真っ向勝負な雁「残雪」。対して、大造じいさんはなんとしてでも残雪をひっとらえようと、卑怯な手を使ってまでする。大造じいさんは残雪の覚悟、生き様に心打たれたのだと思った。ライバル心のような、残雪に対する敬意のようなものの表れだと感じた。国語5年生。2022/01/13

マツユキ

16
表題作は小学時代に読んだはずなのですが…。猟師から聞いた話や、自分の飼い犬や、野良猫、カラスに、ハチ。親しみやすい、美しい文で、するする読めました。今の時代にはない自然との関わり方で、驚くことが多かったです。動物にも、個性があり、知恵があり、尊厳があり、愛情がある。動物との関わり方をもう一度考えるきっかけになって、良かったです。2023/06/07

どりーむとら   本を読み深めたい

12
 大造じいさんが残雪の行動によって心が動かされる様子がよくわかる小説だと感じた。大造じいさんの気持ちによって風景の見え方も違う。そこは私も風景を見ながら感じることがある。心象風景の描き方が美しいと感じた。でも、そのようにガンに情をかけていて狩人はやっていけるのとも感じた。大造じいさんとは、生き物を殺して生きていかなければならないという宿命にどのような覚悟で向かい合ったのだろう。「渡し守」という映画の中で、狩人が自分が死んだら動物がいる森に捨て動物に食べてもらってくれと言い残した人がいた、そう覚悟してたか。2024/03/11

丘野詩果

10
昨年、椋鳩十について5年生にブックトークをしました。鳩十の本は既にたくさん読んでいて、何故借りてきたかと言うと、5年生の朗読指導の依頼があったからです。昨年色々調べた事でわかったのは、挿絵について。この本もそうだけど、大造さんがお爺さんに描かれている。これはおかしいのです。「まえがき」には72歳の大造爺さんが35~6年前に出会ったガンの残雪との話をしてくれたとあるので、その当時の大造は37~8歳のはず。それなのに老人の絵になっている。「まえがき」を外すのならわかるけどね。朗読する時、このポイントをどうする2017/10/29

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