出版社内容情報
冒険を夢みる少年少女が無人島の探検を思いたち,舟や食料を調達するため,探検株式会社設立という奇想天外な計画をたて,実行 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
斑入り山吹
2
ねずみばあさん、じゃなくって『おしいれのぼうけん』、『大きい1年生と小さな2年生』の古田足日だ。最近この話にかぶるような少年物をいくつか読んだので、そのカラーの差にニヤニヤする。先日引退したカストロ議長の名前が出てくるのにびっくりする。というか、奇しくもこの本の書かれたのは『はてしない物語』の書かれたのと同じ1970年なんであった。(この本の前に読んだもので。)で、この話がどうだったかというと、まず登場人物の名前が全部カタカナ表記なのが、覚えずらくて困った。話はなかなか骨太で侮れない。意外と面白かったよ。2011/05/05
spatz
1
おしいれの冒険、などを読んで骨太で印象的だったので、その他の本を図書館で探していて。こどものために借りたけれど、時の細かさや長さから、自分で読んだ(笑)何冊か読んだ彼の作品には何人かの子供がいてそれぞれの個性や人間関係を描いているようだ。にせカストロ、てあだ名はすごいなあ。時代をかんじる。2014/09/26
905
0
やっぱり古田足日はおもしろい!『大きい1年生と小さな2年生』とは対象年齢が違うから書きぶりも当然違うけど、ともに通ずるものを感じる。ただ、じっくり丁寧に読まないせいか、島の地形やほら穴の中の様子などがなかなかビジュアルとしてイメージしづらかった。それはともかく、5年前の中1女子、マリちゃんがいい味出してた。2021/10/01
羊男
0
★★★★★1975/10/09