出版社内容情報
ドイツの首都ベルリンを、自分で修理したスケーターで走りぬけるのは、クラース! 何でも工夫して作るのが大好きな男の子です。
内容説明
ドイツの首都、ベルリン。いろいろな国からひとびとが移り住む、にぎやかな都市です。そのなかを、自分で修理したごじまんのスケーターで走りぬけるのは、クラース!なんでも工夫してつくるのが大好きな男の子です。小学校中学年から。
著者等紹介
新井卓[アライタカシ]
1978年川崎市生まれ。写真の原点を探るうち黎明期の技法・ダゲレオタイプ(銀板写真)を知り、試行錯誤ののち同技法を習得。アメリカ水爆実験の被害にあった第五福竜丸の船体や元船員と出会った2010年ごろから、核災害に翻弄される人々や核の遺物を“小さなモニュメント”として記録しつづけてきた。ボストン美術館、東京国立近代美術館、森美術館など国内外の展覧会に参加。英国ソースコード・プライズ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
65
お父さんとの物作りって絶対楽しいよね。いらなくなったものを外に置いておき、欲しい人が貰っていくシステムはすごくいいと思う。2022/01/31
ケディーボーイ
29
「将来、ともだちになるかもしれないだれかの毎日。世界36ヵ国で写真家が撮りおろした、『世界のともだち』シリーズ!」 ベルリン、クロイツベルクの丘に住むものづくりが好きなクロース。 通ってる基礎学校(日本の小学校にあたる)では教科書は買わずに、代々みんなで共有してるそう。 やっぱり手を挙げる時は人差し指を立ててあげるんだな。 ベルリンの標識、旧西側は白地、旧東側は青地は知らなかった。 語学留学した際にベルリンには1日立ち寄っただけだったが、緑あふれる自然と新旧の建物が一体となった良い街だった。2022/02/15
猫
11
図書館本。いろんな国の子供たち(ともだち)の生活を覗いてみよう、なシリーズのドイツ編。「小さなハカセ」に科学者系かな?と思ったら、エンジニア系だった。おじいさんゆずりの物づくり好き父子&兄弟。ドイツの人は物を大事にしてあまり捨てず、いらないものも外に出しておくと必要な人が貰って行くのだそう。10歳から12歳で進路を決めるそうで、日本人の目からしたらずいぶん早いな、と感じた。2019/06/08
ツキノ
8
世界のともだち32 ベルリンで生まれ育った男の子クラース。手作りのプレゼントが素敵。子どもの本がたくさん並ぶ老舗の本屋さんアナグラム書店のショーウインドウのクリスマスの飾りつけをクラースがレゴで作る。素敵だなぁ…ベルリンにはトルコからの移民が数多く暮らしているとか。2016/10/09
たんぽぽ
4
モノを大切につかうドイツ。古い建物が新しいものも受け入れるベルリンの中で息づいていて素敵。本屋さんでのレゴによるクリスマスの飾りつけや、キックスケーターの修理に打ち込むクラース。おじいちゃんゆずりのエンジニア精神が光ってる。2017/07/23
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